この本のよいところは、とにかくマカロンに関して欲張っていないこと。確かにマカロンは美味しいけれど、正直、たびたび作って食べたい、というお菓子ではないですよね。この本を見たときに、どうしてマカロンのページがこれしかないのだろう、と思いましたが、よーく考えると、帰ってよかったのかな、と。マカロンだけではなく、他にフランスの焼き菓子レシピを入れたのは、正解ではないでしょうか?
マカロンの作り方については、懇切丁寧です。乾燥卵白やマジパン等、すぐには手に入りにくい材料等もありますが、マカロンを作ろうと思えばこのくらいは仕方ないかな、と思います。一番大事なマカロナージュ、それに成型についても丁寧に記載されていますが、やっぱり失敗例が一番役に立ちます。なぜ失敗したのか、ってなかなかレシピには書いてもらえないので、ありがたいですよね。
後半の焼き菓子では、ガトーショコラとか、スコーンとか、もっと作りやすいお菓子もたくさん出ています。マカロン以外のレシピはそれほど親切ではありませんのでご注意を。全体的には、写真がきれいで、レイアウトがおしゃれで、飾っておくだけでも素敵な本ですが、やっぱり作ってなんぼです。皆さん、ぜひこの本でマカロンに挑戦しましょう!