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新版 バブルの物語
 
 

新版 バブルの物語 [単行本]

ジョン・ケネス・ガルブレイス , 鈴木 哲太郎
5つ星のうち 4.7  レビューをすべて見る (9件のカスタマーレビュー)
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商品の説明

内容紹介

なぜ、金融バブルは繰り返されるのか。17世紀オランダで起きたチューリップバブルから、1929年の世界大恐慌、さらには1980年代末の日本のバブルに至るまで、古今東西で起きた「熱狂」とその崩壊過程を描く。バブルを希求する人間の本質と、資本主義経済の根幹に迫った名著がついに復活!

本書は、金融バブルを語る際に必ず言及される名著を復刻したものです。金融市場に繰り返し出現する「Euphoria(陶酔的熱病)=バブル」の実態を、巨人ガルブレイスがシニカルな筆致で描きます。
バブルは、世界中で先進国・途上国を問わず何度も繰り返し現れ、そして必ず崩壊してきました。ガルブレイスはこれを単なる偶然ではなく、人間が本来持っている行動特性に基づいたものであり、必然的なものであると指摘します。
その内容は決して難解ではなく、一つ一つフレーズは極めて含蓄に富んでいます。たとえば以下のような箴言が随所に登場します。

「金融の世界くらい歴史がひどく無視されるものはない」

「あらゆる投機のエピソードには、金融の手段や投資機会について一見新奇で大いに儲かりそうなことを発見して得意になるという面がある」

「バブルに輪を掛けるのは『てこ(レバレッジ)』の再発見」

「愚者は、遅かれ早かれ、自分の金を失う」

「アメリカ人は格別に投機痴呆症にかかりやすい心理を持っており、今述べたような報いを受ける度合もまた大きい。このことは今世紀および前世紀の経験が確証している。アメリカ人というのは、自分たちが成功して金持ちになるのは神の意図であり、神は自分たちに特別の金融的洞察力を賦与されたのだ、と信じる傾向が殊のほか大きい。そしてこの洞察力に従って金(かね)を投資し、結局はとんでもない破局に至るのだ」

「われわれはますます国際化しつつある経済社会の中に生きている。つまり、世界の産業・金融の一部で起こることは他の部分へ直ちに影響を及ぼし、その影響は重大であることもある。個人が孤立していないのと同様に、どの国ももはや孤立してはいられなくなっている。その結果、本書で歴史的に詳細に検討する投機とその崩壊の影響は、今では直ちに世界中へ及ぶのである。(中略)このようなことは、投機が崩壊した後に来る不景気の効果が現われるにつれて、日本経済、特に日本の輸出に影響したし、また今後も影響するにちがいない」

……いかがでしょう。20年前に欠かれた文章とは思えないのではないでしょうか。現在の世界金融危機のなか、「過去の英知」「本物」に学ぶことの大切さを本書は教えてくれます。

内容(「BOOK」データベースより)

発生と崩壊を繰り返す「陶酔的熱病=金融バブル」の本質とは何か。今回の世界金融危機を正確に見通していた名著、ついに復活。

登録情報

  • 単行本: 173ページ
  • 出版社: ダイヤモンド社; 新版 (2008/12/19)
  • ISBN-10: 4478007926
  • ISBN-13: 978-4478007921
  • 発売日: 2008/12/19
  • 商品の寸法: 19.2 x 12.8 x 1.2 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.7  レビューをすべて見る (9件のカスタマーレビュー)
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9 人中、9人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:単行本
「大恐慌1929」の著者であるガルブレイスが1991年に書いた「バブルの物語」は、人々の欲がいかに深く、自分だけは賢明である、と信じ込み、大損の渦に巻き込まれていく様子が歴史的に「これでもか!これでもか!」と繰り返されている情景をいきいきと綴っている。古くは1630年代の「オランダ:チューリップバブル」から「1987年NY暴落」「1990年東京土地バブル」まで網羅しており、基本手口が類似していることは賢明な読者には誰でもわかる。訳者の鈴木哲太郎が「新版に寄せて」に示唆する通り「2008年バブル崩壊」が本著のバブルと同じなのか?違うのか?を考えながら読むことをお薦めしたい。「暴落の前に金融の天才がいる」(サブプライムローンの発明&CDSの発明と格付け詐欺)、「輪をかけたてこの再発見」(サブプライムローンの初期2年の低金利)、「真実はほとんど無視される」など名言が多くちりばめられて『人間は気付きが大切』という真理を具体的に分かり易く写真入りで述べている。「これから自分の資産をどのように守りたいか」を考えている人に特に有益だ。
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5 人中、5人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:単行本
いくつかの経済バブル関連書を読んできたが、このような古典を読んでいなかったことが、恥ずかしい。

1.陶酔的熱病=金融バブルは起こりうるのである。
2.上昇が上昇を呼ぶ投機エピソードは市場自体に内在している。
3.上昇の頂点で暴落は起きる。
4.現実的な、唯一の投機癖の矯正策は、高度の懐疑主義である。
5.金と密接に関わっている人たちは、ひどく過ちに陥りやすい行動をすることがあり得る。
などなど。

リーマンショック以降の今の時代に、ガルブレイス氏が生きていたら、やはり87年暴落に近いコメントを出すのであろうか?

少なくとも、予測本は気休めでしかない…。
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7 人中、6人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By ヒデボン VINE™ メンバー
形式:単行本
 本書のオリジナルは1990年に出て、その日本語訳は翌1991年に出た。今回出てきた本書は、商魂たくましいダイヤモンド社が米国発の金融恐慌を奇貨として改行位置を変えただけで、「新版」っていう感じで全く同じモノを出してきた。やれやれ。

 しかし本書はバブルが破裂するたびに読まれてしかるべき内容と面白さに溢れた興味深い良書であることには間違いがない。オランダのチューリップ・バブル、これはバブルの話にはマスト・アイテムなんだなあ。
 ほぼ10年ごとに繰り返し起こるバブル。大事な事は、なぜ過去に起こったバブルの発生とその破裂の教訓を生かさないのかっていうことだ。
 
 オリジナル版が出た頃はガルブレイスはまだ健在だったが、少し前に鬼籍に入ってしまった。今回の金融破綻、彼はどう感じているのだらうか。

 
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一読の価値あり!
勝間和代さんのオススメで手に取りました。金融に関しては全くの素人ですが、
下手なマニュアル本を一つ読むよりも勉強になり読んでいて面白かったです。
投稿日: 2009/4/12 投稿者: エリツィン
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