「
子どもたちを放射能から守るために」を読んで本書に興味を持ったので、読んでみました。チェルノブイリの悲劇(特にベラルーシの子供達:原発事故から5年後から甲状腺がんが急増)が、今(2011年)から5〜10年後のフクシマに起きないように、我々大人はどうすべきなのか考えさせられました。
特に次の文章(「 」内)を読むとドキッとさせられました。皆さんはどうですか?
「何度悔やんでも悔やみきれないあの事故当時のことが、今もなお脳裏から消え去らないに違いない。
あのとき、外に出さなければ。あのとき、キノコを食べさせなければ。あのとき、森に連れて行かなければ。
とにかく、自分を責めさいなむことばかりではないだろうか。(中略) 今さらいくら自分を責めたところでどうにもならないと、わかりすぎるくらいわかっていても、わが子への不憫さはつのるばかりであろう。」
→ 子供達の外部被曝・内部被曝を最小限に抑えることに専念せねばという思いを強くしました。『泣くよりも笑われる方がマシ』です。"直ちに影響はない 云々"を鵜呑みになさらぬよう。
「これまでは移住対象の基準を、居住地域の土壌汚染度によると決めていた。しかし、新しい移住基準では年間被曝総線量(内部被曝量と外部被曝量の合計)が5mSv以上の住民としている(国際許容基準は1mSv以下)。結局このように変更することにより、国は従来の事故対策費を大幅に減額できるのである。」
→ 文科省は年間被限度曝量を20mSv以下(外部被曝量)と世界に向かって宣言してしまった。これでは世界の人から『日本はベラルーシよりも放射能で汚れているのでは?!』と思われても仕方ない。(大本営発表が信用できない以上、放射能汚染に対しては自衛しかない)
「他人に与えた影響の総量が、その人の一生の価値を決める」
→ 本著者の生き方は、そのお手本と言えます。詳しくは本書をどうぞ。