財務会計は、社会制度の要求から発生した会計とすると、管理会計は
企業の実務の中から発達した会計です。
ですので学校や会計のテキストで学ぶ管理会計がピンとこなかったり、
また実務においても、管理する目的だとか方向性、運用面で本質的な
部分での違和感を感じるのではないでしょうか。
この本を読むとその理由がはっきりわかります。
そしてまた管理会計の本当の目的も分かるのです。
この本は実務で管理会計を導入するための基礎知識や仕組みづくり、
知ってるが故に陥りやすい誤解などについても触れられています。
管理会計について初めて学ぶ人から実務家にも耐えられ、具体的で
明日からにでも取り入れてみようという気にさせられます。
こういう本が1500円程度で手に入るなんて、本当に素晴しいです。
著者の言うように「会計」と「経営」は一体となっていなければ
ならないものです。
管理会計を導入していない企業にお勤めの方は是非読んでください。
また自分の会社の役員全員にも読んでもらいたい、そんな風に思いました。