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新版・クラシックの名曲・名盤 (講談社現代新書)
 
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新版・クラシックの名曲・名盤 (講談社現代新書) [新書]

宇野 功芳
5つ星のうち 2.4  レビューをすべて見る (12件のカスタマーレビュー)
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商品の説明

内容説明

数ある名曲・名盤の中から何をどう聴くか。好評を博した旧版から7年、そこに取り上げられなかった作曲家や新発売のCDから厳選し、大幅に改訂増補した決定盤。クラシックの豊穣の世界への新しい道案内。

内容(「BOOK」データベースより)

あまたある名曲・名盤から何をどう聴くか。好評を博した旧版の推薦盤のほか、曲目を大幅に増補、新発売のCDを加えて改訂した決定版。豊穣の音楽世界への新しい道案内。

登録情報

  • 新書: 352ページ
  • 出版社: 講談社; 新版 (1996/9/20)
  • 言語 日本語
  • ISBN-10: 4061493205
  • ISBN-13: 978-4061493209
  • 発売日: 1996/9/20
  • 商品の寸法: 17.2 x 10.6 x 1.8 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 2.4  レビューをすべて見る (12件のカスタマーレビュー)
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41 人中、34人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 1.0 文句を言いながらクラシックを聴いて何が面白いのか, 2006/12/5
レビュー対象商品: 新版・クラシックの名曲・名盤 (講談社現代新書) (新書)
 私はこの人の著書でクラシックに入門した人間です。この人の言いたいことは、とにかく「今時の演奏家にはろくなヤツがいない」「カラヤンやポリーニは最悪の演奏家である」ということです。最初にこうした考え方が染み付いてしまうと、クラシックに対する非常に偏った考え方が身についてしまいます。私自身、その影響から脱するために相当苦労しました。なるほど人の悪口というのは面白いものです。しかし、あくまでも真に受けてはいけないものです。この人の悪口を話半分に聞き流せる人なら読んでもいいと思います。しかし、クラシックに対する知識がないうちは読むだけ時間の無駄であり、有害ですらあるといえます。文句を言いながらクラシックを聴くぐらいなら、聴かないほうがましです。

 書いてあることもおよそ客観性には程遠いです。

 「なんという美しさ!」「なんと喜びにあふれた音楽であることか!」(あくまでも例だがこういう書き方をする)などと書いてあると思わずシラけてしまいます。

 宇野氏は、隠れたすばらしい演奏家を紹介するといういい仕事も残している人ではありますが、悪口がそういったいい仕事の価値を損なっています。
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28 人中、23人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 2.0 クラシック音楽を聴き始めた人は読まないほうが良い。, 2007/4/17
By 
nk7 (東京都渋谷区) - レビューをすべて見る
レビュー対象商品: 新版・クラシックの名曲・名盤 (講談社現代新書) (新書)
「のだめカンタービレ でクラシックにハマった人へ」って、売る為とはいえ、いくらなんでも酷すぎる(功芳さんが言ったわけではないけど)。
クラシック音楽に興味を持った時に、この本を読んでしまえば、偏った知識が身に付いてしまい、楽しい音楽の世界を偏狭で堅苦しいものしてしまう可能性が高い。

氏は自分好みの演奏家を理解できない人間は「感性が毒されている」と断言するような人なので「世の中には、こんな意見の人もいるんだねぇ」程度に流すのが良いと思う。
その辺を割り切って読めば、それなりに楽しめる本。
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25 人中、19人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 1.0 日本人演奏家の海外での活躍に比べて、日本人批評家のレベルはむしろ後退していることを示す一冊, 2008/6/11
By 
FreshAir - レビューをすべて見る
(トップ10レビュアー)    (殿堂入りレビュアー)   
レビュー対象商品: 新版・クラシックの名曲・名盤 (講談社現代新書) (新書)
かつて、日本にも幅広い教養と知識に基づいて良識のある音楽批評を書ける人がいた。吉田秀和氏の評論は、西洋文化への深い造詣と知識に裏打ちされたもので、その教養に支えられた文章は表面的な演奏の聞こえ方のみではない芸術としての本質を捕らえた見事なものだった。高い志で莫大な所蔵CDを中国の音楽学校へ無償寄付した志鳥栄八郎氏、来日した際にその音楽的造詣の深さに共感して世界最高のアルバンベルクSQのメンバーがその後度々さいたま芸術劇場で公演するきっかけになった諸井誠氏なども、一般向けに見事な鑑賞案内本を残している。

それらと比べて、この著者の文章は率直に述べていかにも中身の底が浅いといわざるを得ない。お気に入りだというブルックナーの章にワグナーの名前が全く登場しない解説本は初めて読んだ。また、ページが多く割かれているベートーベンの章にはベーレンライター版はまともに言及すらされていない。

さらに、ここ20年くらいに急速に欧米の楽壇の中心で評価されるようになった演奏家やオーケストラも、ほとんど無視されている。サッカーに例えれば、カカやC.ロナルドが活躍する時代に、昔のベッケンバウアーの試合のビデオだけを見てればいいと勧めているような錯覚を受ける。古楽器や古楽奏法、オリジナルスコアの研究成果についても基本的に無視しており、これらの点から、ヨーロッパを中心とした近年のクラシック音楽の研究成果や大きな潮流の変化を著者がどこまで理解しているのか、そもそも評論家としての教養のレベルに疑問をもたざるを得ない。

クラシック音楽は「音の芸術」だから、録音の音質は無視できない問題だ。しかし、この本の推薦盤には、ピアニシモが聴こえにくいような音質レベルのものも含まれている。昔の有名な演奏家が残した録音だからといって、作曲家が譜面に書いて指示している音が聴きとりにくいようなものが本当に一般向けの推薦盤としてふさわしいだろうか。

クラシック音楽は「日本的」という言葉に逃げることのできない芸術だ。カラヤンの演奏が表面的だというのであれば、正しい知識に基づいてきちんと分析した上でなぜなのかを論理的に説明しないと、欧米圏では評論家として不可欠な説明責任能力に欠けたゴネているだけの人間として軽蔑されるだけだ。

日本人演奏家の中には、早いうちからヨーロッパやアメリカへ出て世界的な名声を確立した人が何人もいるが、それに比べて音楽批評家のレベルはむしろ年々後退しているようである。
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