「100年保存大特集 小説家52人の2009年日記リレー」に興味惹かれ購入してみた。つまみ読みした感想を書いておく。
当たり前のことだが、各人各様だから、日記の連続性にほとんど脈絡がない。したがって企画自体がやや散漫な印象を受けるのは否めない。でも、逆にいえば、老若男女、いろんな作家の日常をかいま見ることもできるといえる。この点は、好みが分かれるところだろう。
そんななかで、私にとっては有益な情報もいくつか得ることができた。1つは、アカデミー賞の作品賞のノミネート作品が5つから10に増えたこと(田中慎弥)。もう1つは、阿部和重の『ピストルズ』が脱稿したということ。(これは来月単行本化されるらしい)