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新潮選書 手妻のはなし 失われた日本の奇術
 
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新潮選書 手妻のはなし 失われた日本の奇術 [単行本]

藤山 新太郎
5つ星のうち 5.0  レビューをすべて見る (2件のカスタマーレビュー)
価格: ¥ 1,680 通常配送無料 詳細
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新潮選書 手妻のはなし 失われた日本の奇術 + タネも仕掛けもございません  昭和の奇術師たち (角川選書)
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商品の説明

内容(「BOOK」データベースより)

手妻、それは日本人が考え、独自に完成させたマジックのこと―古くは奈良平安期の散楽、猿楽に遡り、その後、大道芸として発展、江戸期に娯楽見世物となり大成した大衆芸能である。「水芸」「浮かれの蝶」「呑馬術」など精緻を極めるトリックの数々―時代の変遷と共に奇術としての芸はどのように進化していったか、また日本人はエンターテイメントとして何を求めてきたのか…唯一の継承者がその発展、消長を振り返る。

著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)

藤山 新太郎
1954年東京大田区生まれ。プロマジシャン。(社)日本奇術協会副会長。伝統的な日本奇術「手妻」の継承者。88年、94年に文化庁芸術賞、98年に文化庁芸術祭大賞を受賞。海外でも、マジックオブザイヤー・ビジティングマジシャンに二度選ばれている。お囃子に紋付袴で舞台に立ち、「水芸」「浮かれの蝶」などの古典奇術の多くを得意とする。日本に来訪する賓客の前でひんぱんに手妻を披露したり、海外公演を数多くこなしている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

登録情報

  • 単行本: 359ページ
  • 出版社: 新潮社 (2009/8/26)
  • ISBN-10: 4106036479
  • ISBN-13: 978-4106036477
  • 発売日: 2009/8/26
  • 商品の寸法: 19 x 13 x 2.8 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 5.0  レビューをすべて見る (2件のカスタマーレビュー)
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11 人中、9人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By 雪輪
形式:単行本
今の世で言う「手品」の日本における歴史の立ち位置を、取材と推測を交えて現役の手品師がまとめたもの。作者は江戸の「手妻」といわれた水芸や浮かれの蝶を継承し我が物として高めた現在では唯一の芸人一門の長ですが、子供のころからの探究心からさまざまな人に取材し、体得していったものを実に豊富な文献を駆使して体系化し、大変興味深い作品となっています。
私はこの方の手妻を一度見たのですが、それは優雅な不思議で、まるで美しい女形の狂言舞踊を見るような様式美でうっとりとしたものです。水芸はたいそう装置にお金と手間がかかるということで、普通の寄席などではなかなかみられないのが残念です。
そんな芸を持つ手品師ですが、この一冊で彼がどれほどの教養の持ち主かがわかってとても感動します。今に残る古い文献をいくつもひもといて、その種明かしができるところはプロならでは。陰陽師の手わざも、「今昔物語」の外術も植瓜術も、マジシャンとして手順を検討している箇所は目からウロコがポロリ。宗教や呪術や科学、からくりなどと結びつき、変遷していった時代背景もおもしろいし、検証できる各時代の名人伝も読み応えあります。
こんなたくさんの知識を貪欲に身につけて、精査して、一瞬の芸を娯楽として、そして人の世のはかなさをなぞらえた究極の芸術として披露するのはやはり名人だといえるでしょう。この本は、日本のマジックの歴史のバイブルとなるでしょう。
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5 人中、4人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By Gori トップ500レビュアー VINE™ メンバー
形式:単行本
芸事の世界には一子相伝と言って、子なり高弟なりたった一人に口伝でしか授けない技というのがある。
著者が継承した『浮かれの蝶』がまさしくそうである。こういう芸はぜひ文書で残すべきと考える。
どうやってやったんだろうという秘伝の芸にはこの本に登場する『呑馬術』のように、書き方が大げさで、
とても馬を、呑むほどの芸ではなかったものや、水芸のようにメカニック的に検討を加えれば装置が大掛かりなだけで
からくりの再現は可能なものなど、様々あるが、『浮かれの蝶』は、そのどれにも属さず、
やり方が全く判らない。こういう芸は相伝されない場合に備えて、後世の研究者のために文書にして残すべきである。
それすなわち文化の継承である
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