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新源氏物語 (中) (新潮文庫)
 
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新源氏物語 (中) (新潮文庫) [文庫]

田辺 聖子
5つ星のうち 4.0  レビューをすべて見る (3件のカスタマーレビュー)
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登録情報

  • 文庫: 489ページ
  • 出版社: 新潮社 (1984/05)
  • ISBN-10: 4101175152
  • ISBN-13: 978-4101175157
  • 発売日: 1984/05
  • 商品の寸法: 15 x 10.6 x 1.8 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.0  レビューをすべて見る (3件のカスタマーレビュー)
  • Amazon ベストセラー商品ランキング: 本 - 18,008位 (本のベストセラーを見る)
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By マル
昔、与謝野晶子バージョンを読んだことがありますが、それよりずっと入りやすい。原文に忠実に場面を描いてもいるようです。とても、面白く読めました。
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2 人中、2人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
 現代語に訳された数多くの源氏物語の中でも、田辺さんのものが一番素晴らしいと思いました。
現代語にすると少し雰囲気が軽くなってしまう、あるいはそのままのほうが美しいものは古い言葉のままで、
けれど決して辞書を引く必要はない。そんな作品でした。
  源氏物語という作品は、光源氏という人に魅力があるからこそ面白いと思うのですが、
田辺さんの書く光源氏には誰もが恋をしてしまうのではないかと思いました。
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By recluse VINE™ メンバー
中巻に入りいよいよ話は頂点に上り詰めていきます。明石から帰還した後が時代となります。登場人物も上巻での紹介にとどまっていた女性たちもその宿命としての全体像がより深く描写されていきます。末摘花や花散る里もより大きなスペースが割かれてそれぞれの運命の変転と役割がたどられていきます。ここに田辺さんの好みを見出すのは考え過ぎでしょうか。それに伴い源氏の多面的な側面とそれへのクールな観察眼もも浮き彫りにされていきます。
中巻にはいくつもの盛り上がりの場面があります。やはりその頂点は、if there is a paradise in this world, here it isともいうべき六条院の完成のシーンでしょうか。ここで一つの頂点が達成されます。そして全巻を通して影のプロデユーサーとしてその存在を静かに主張するのが紫の上でしょうか。さまざまな女性の育ちや成長にかかわっていくことにより、源氏の政治並びに美的なプロジェクトへの欠かせないパートナーとなっていくのです。
この六条院のシーンに続くのが、玉鬘の登場です。この部分は著者の読者へのサーヴィスでしょうか、九州弁満載のユーモラスな書きぶりと起承転結の物語となっています。この悪乗りは、近江の君の登場と大阪弁の突然の使用によって頂点に達していきます。
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