今や、押しも押されもせぬ人気評論家の宮崎氏ですが、多忙極まりない状況にありながら、月60冊ペースで新書を読んでいらっしゃるそうです。
凡人には到底真似できない驚くべき読書量であり、しかも、扱う分野は、社会科学全般にわたっているのですからまさに神がかった仕事ぶりです。
とりあげた本の中で、理系分野は、さすがに少ないですが、宮崎氏の、立花隆氏みたいな、怪しい論はみたくないので、それで良かったと思います。
巻末のインタビューも大変興味深く読ませていただきました。
氏は近年の新書ブームについては、質の低下という弊を指摘した上で、それでも新書の素晴らしさを説いていました。
新書というのは、世界にも稀な大衆啓蒙メディアで、こんなに気軽に、広範な知識に触れられる日本人は幸せだということです。
本著を読んで、読みたい新書のリストが、5倍になり、過去に読んだ新書の知識を再構築することができ、非常に有意義でした。