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新書ヨーロッパ史 中世篇 (講談社現代新書)
 
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新書ヨーロッパ史 中世篇 (講談社現代新書) [新書]

堀越 孝一
5つ星のうち 1.8  レビューをすべて見る (13件のカスタマーレビュー)
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商品の説明

出版社/著者からの内容紹介

<中世>とは何か?
政治と宗教、都市と国家、歴史と文明……
「対立と連帯」のヨーロッパ史を読み直す

中世人の眼を通して――1991年の「マーストリヒト協定」によって「ヨーロッパ連合」が始動した。おもしろいことに、マーストリヒトのすぐ北のマース左岸にメールセンという小さな町がある。870年、この町で、「フランク王国」の分解を決定づける協定が結ばれた。(中略)以後、ヨーロッパは「個別国家」の集合体としての歴史を歩み、一千年を経て、いまふたたび「フランク王国」へ回帰しようとしているという理解がある。(中略)もちろん「メールセン協定」によって成立したとされる「西フランク王国」がそのまま「フランス王国」に、ましてや「東フランク王国」が「ドイツ王国」に接続したわけではなく、そういう説明の仕方はたぶんに大づかみにものをいってのことだが、しかし、その大づかみのものをいう、そのいわばつかみ方にやはり問題があると思う。わたしがいうのは、そこにいう「個別国家」というのは、ほぼ16世紀のころから形を整え始める「近代国家」を念頭に置いているのではないか。――(本書より)

内容(「BOOK」データベースより)

ヨーロッパはいかに解体、再編成されたか。政治・宗教から生活文化まで、「中世人の眼」で読み直す。

登録情報

  • 新書: 312ページ
  • 出版社: 講談社 (2003/5/17)
  • 言語 日本語
  • ISBN-10: 4061496646
  • ISBN-13: 978-4061496644
  • 発売日: 2003/5/17
  • 商品の寸法: 17.2 x 10.8 x 2 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 1.8  レビューをすべて見る (13件のカスタマーレビュー)
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最も参考になったカスタマーレビュー
22 人中、20人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By カスタマー
形式:新書
今やっと1/3ほど読み進んだところである。・・・・・つらい。

私はヨーロッパ史をかじり始めたばかりなのだが、講談社現代新書というブランドを信頼してこの本を選んでしまった。それが間違いだったことに気付いたのは、他の方も書いているが、早、「はじめに」を読んだときである。常体と丁寧体が混在し、妙な文体というかなんというか・・・。新書を手に取るような初学者にわかりやすく知識を与えようとする意図が欠落しているのに、馴れ馴れしさも感じさせる変わった語り口だ。後半の「各論」とやらをまだ読んでいないが、少なくとも前半の読みづらさは第1級品である。内容が全く頭に入ってこないので、自分が馬鹿なせいだと思っていたが、ここの他の方のreviewを読んで、まさに我が意を得たりという感じであった。読み進めることを挫折する決心がついた。

このレビューは参考になりましたか?
26 人中、23人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By solaris1 トップ1000レビュアー
形式:新書
''この手の書評を書いたことはないのですが、初めて書かせられる程の内容でありました。
まず、全体として構成がよくない。中世ヨーロッパというタイトルなのに、東欧のことは殆ど扱われていない。ブルゴーニュ家やアンジュー家について重心を置いている視点はいいとしても、対象とする「ヨーロッパ」の定義と枠についてもう少し検討した方がよかった。「中世フランスとブルゴーニュ史」という方が妥当だと思う。ユダヤ人に別枠を設けた点については評価できる。しかし、しかし何より読みづらいのが、編者である堀越孝一氏の文体。彼の文体は、意識してそうしたのか、コラム調であり、それが非常に読みづらい。例を引用すると

p82「「皇后モーというわけで、「モー」はマチルダの卑小辞と思うが、よくわからない。「マオー」とも呼ばれたという。だからか?まさか」

何が「だから」なのだろう?言いたいことは直感的にわかるが、文章としてはどうかと思う。こうした例をあげるときりがないが、もう一つ。

イングランド王ジョンは通常「失地王」と日本の本では記載されるが、本書では「領地の無いやつ」と訳していて、多分これが原語のニュアンスに近いのでしょう。それはいいのですが、文中「領地のないやつは出頭しなかった」と出てくる。また堀越氏のパートは筋もよく読めない。アンジュー家の話をしていたら、コインに話が飛び、続いてフィリップ2世に飛ぶ。それぞれ話の関連はあるのだが、どうにも「徒然な」感じで展開を見せるので、非常に戸惑う。突然挿入されるコラム部分も、コラムである必要を感じさせない。本文自!体が自由に飛翔しているので、わざわざコラム部分を枠を設けて区切る必要がない。コラムも本文も同じような流れの中に置かれている。

 最後は氏名と地名。通常スティーブンとかかれる王を「エティエン」、「ユーグ」を「ウーグ」と記載するのは、原音に忠実に記載する最近の傾向として良いのですが、少なくとも「新書」の読者相手には、括弧つきで日本で一般化されている名称や説明を入れてほしかった。ヴァロアをヴァロ家というのは中世フランス語の発音なのだろうか?

 正直堀越氏の著作は今後購入することは無いと思った。同じ時期に平行して「神聖ローマ帝国」を読んだこともあり、本書については辛口にならざるを得ない。
このレビューは参考になりましたか?
18 人中、16人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:新書
まず、「ユダヤ人」の項目は難しめだが興味深く読める。「生活環境」と「秩序」も、記述が硬く教科書的だが悪くはない。

しかし、堀越孝一氏が執筆した「概説」がすべてを台無しにしている。概説ならば、時間軸に沿って重要な出来事を解説していくとか、地域ごとに特色をおさえていくなどの骨組みがあるのが当然だが、この「概説」はひたすら筆者の興味のおもむくまま漂い続ける。しかも内容が薄く、地名や人名の読み方といった本筋とは関係のないことを延々と論じている(というより、本筋がなにかすらわからないのだが)。そのくせ、当然解説が必要なはずの重要語句(十字軍、ラテン帝国など)がなんの説明もないまま突然登場する。そして、「むこうみずのシャルル」がロタリンギアの支配を狙っているところでいきなり終了。いったい、この「概説」は何が言いたいのだろうか?知識がある人(いちおう、私も大学で中世史を専攻した)が読んでもイライラすることは間違いない。
同じ現代新書で、タイトルも似た「新書アフリカ史」が、構成・内容ともに秀逸で知的好奇心を刺激する良書だったのに比べると雲泥の差である。

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最近のカスタマーレビュー
前半は偏りが無く情報量も多い、後半は大仰な誇張が多く誠実さに欠ける
この手の新書にありがちな偏向というか恣意や色眼鏡も無く、新書としては情報量も多い。... 続きを読む
投稿日: 19か月前 投稿者: 安家老
他のレビュアーと同じ感想
確かに他の方のレビューの通り、
1、堀越さんの文章が丁寧語が突然入ったりして読みにくい。... 続きを読む
投稿日: 2010/4/25 投稿者: マグネット
買うなら一度立ち読みしてから
前半部はローマ崩壊以降の中世諸侯の成り立ちの概要が地域ごとに書かれている。フランスやドイツなど現在に続く大国を中心に書かれやすい中世史だが、地域ごとというのは新鮮... 続きを読む
投稿日: 2005/6/14 投稿者: "ponpon_kingdom"
前半もユニークな視点(確かによみづらいが)
国という近世以降の概念ではなく、家という概念でヨーロッパ史を鳥瞰した意欲的な本。家の連続性が描かれているので、いままで大きなトピックの「はざま」になっていた時期の... 続きを読む
投稿日: 2005/3/11 投稿者: いでっち
堀越氏の概説が全体を台無しにしている
堀越氏は,ヨーロッパ中世史を一通りわかっている人たち向けに,自らの付加価値を意識しながら新たな視点を提供しようとしているのはわかるのだが,何しろ独りよがりの文脈で... 続きを読む
投稿日: 2004/7/13 投稿者: 俊(とし)
読むに耐えない前半
前半の概説は読むに耐えない。地名と人名の何の脈絡もない羅列と言語学の講釈。何とか地理的概念をつかもうと挿入されている地図を見ても、参考にならず、余計にフラストレー... 続きを読む
投稿日: 2004/6/26 投稿者: "だらぶつ"
おそるべき文体(後半は普通に読めます)
著者は堀米庸三に師事し、ホイジンガ「中世の秋」の翻訳、「西洋騎士道事典」の翻訳など、フランス中世史の第一人者である。しかし、自らの著作となるとこの有様だ。例えば、... 続きを読む
投稿日: 2004/3/13
全くダメ
堀越の文章、読むに耐えない。御本人は、「講談調の洒脱な文章」とでも思っているのだろうが。彼に教えられる学生に同情する。講談社の編集部、もっとしっかりしろ!... 続きを読む
投稿日: 2004/2/19 投稿者: 大藪
ヨーロッパ中世の通史…ではないので、注意!
初心者向けのヨーロッパ中世通史ではありません、この本は。ある程度の基本知識が必要なので、それがないと、読み通すのには辛いかも。... 続きを読む
投稿日: 2003/10/12 投稿者: giraffe11
少々無理がある荒技
まず、断っておきたいが私はあまりヨーロッパ中世史に詳しくない人間である。その時代の知識については世界史の授業で習った程度でしか知らない。... 続きを読む
投稿日: 2003/7/22 投稿者: 中島 文寛
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