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確かにこの辞書にはトンデモ辞書な面が確実にあります。
辞書に面白みを求めるというのは間違いだという人には薦められないかもしれません。
しかし全ての学問はその学問の面白さを知った人たちが発展させてきたのです。
勉強の為の勉強では本当に必要な力を身につけるモチベーションにはならないと思います。
金田一京助は言語の面白さを知ったからこそ言語学者になり、本田宗一郎や井深大は機械弄りの面白さを知ったからこそ『ホンダ』や『ソニー』を立ち上げる事が出来たのです。
この辞書は辞書はつまらないモノ、勉強は退屈なモノ、そういった意識を持つ人たちが少しでも国語や言語に興味を持つきっかけになりえるモノだと思います。
さて、第6版最大のトピックは、運用欄の新設である。運用欄とは、たとえば
へる【減る】 (略) [運用]「減るもんじゃない」などの形で、大事なものだからという理由から、見せたり、触らせたりするのを拒もうとする相手に、「そのぐらいのことはさせてもいいだろう。」と冗談交じりに反論する気持を表わすのに用いられる。
いやあ、いいですねえ、運用欄。「新明解」のおせっかい度炸裂と同時に、運用欄を追っていくだけで、「新明解」のおいしいところをつまみ食いできるようにもなっている。また、一歩、辞書を超えてしまった。
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