電車の運転士といえば、男なら誰もが一度は夢見るお仕事ですよね。ましてや新幹線ともなれば、我々マニアから見れば超〜キングなわけですよ。しかも大好きな0系。その運転士さんが書いた本ということで、非常に興味がそそられて読んでみました。
前半は運転台から見たビューを地図を交えながら、親しみやすく読みやすい文章で書かれており、好感が持てます。運転士のイメージは車掌さんなどとは違って、時間にピリピリしてて冷徹な感じなのかなと思いきや、全然そんなことはなくて。仲間との会話ややりとりを見てると、穏やかで友達が多い、いい人なんだろうなって気がします。
この本はこういう作者のエッセイ的なものかと思っていたんですが、次第に中味がディープな方向性に。
新幹線のモーターの仕組みや配線図まで出てきて「ホンマに運転士がこんなこと知っとるのかいな?」と驚きました。
運転の説明は専門的すぎて、私には少し難しすぎるかな?
でもパンタグラフの図解なんかは「パンタグラフ・フェチ」の私には嬉しいページでした。
本の真ん中にはカラー写真が挟んでいて、いろんな新幹線の運転台が一気に見れます。
こうしてみると最近のN700系はコンピューター化が進んでいて、0系はレトロだなと思います。
「鉄道博物館」ではいま、0系の運転台に入ることが出来ますが、これを読んでいれば「てっぱく」へ行く楽しさも倍増!って感じかな。
後半は東海道から東北まで、新幹線ぜんぶのデータやプロフも出ていて、これ一冊でとりあえず新幹線のことは分かります。
あと付録にダイヤグラムまで付いてるので、読み終わる頃にはホントに運転士の気分を味わえました。