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新宿・夏の死 (文春文庫)
 
 

新宿・夏の死 (文春文庫) [文庫]

船戸 与一
5つ星のうち 4.7  レビューをすべて見る (3件のカスタマーレビュー)
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商品の説明

出版社/著者からの内容紹介

バブル崩壊後の日本の閉塞と混沌を象徴する街・新宿。ヤクザ・オカマ・元教師のホームレス──うごめく人間たちが抱える熱い情念

バブル崩壊後の日本の閉塞と混沌を象徴する街・新宿。ヤクザ・おかま・ホームレス・高利貸し・婦人警官……。暑い夏、街でうごめく人間たちが格闘する苛酷な現実と、やがて直面する未来は?  街と時代の不条理、そして人間の暗い情念をあわせ描いた直木賞受賞後第一作。「夏の黄昏」「夏の渦」ほか傑作中篇を八本収録。解説・関口苑生

内容(「BOOK」データベースより)

バブル崩壊後の日本の閉塞と混沌を象徴する街・新宿。ヤクザ・おかま・ホームレス・高利貸し・婦人警官…。暑い夏、街でうごめく人間たちが格闘する苛酷な現実と、やがて直面する未来は?街と時代の不条理、そして人間の暗い情念をあわせ描いた直木賞受賞後第一作。「夏の黄昏」「夏の渦」ほか傑作中篇を八本収録。

登録情報

  • 文庫: 727ページ
  • 出版社: 文藝春秋 (2004/05)
  • ISBN-10: 4167683016
  • ISBN-13: 978-4167683016
  • 発売日: 2004/05
  • 商品の寸法: 15.2 x 11 x 3 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.7  レビューをすべて見る (3件のカスタマーレビュー)
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形式:単行本
 本書は8つの物語が収録されている短編集で、いずれも新宿を舞台とした、夏の 死をテーマに描かれています。どの作品も船戸与一らしく余韻が残る作品となって いますが、特に最初に収録されている「夏の黄昏」は、一人息子をリストラによる 自殺で亡くした主人公が、自らの過去の清算も含めて、故郷を後にして、新宿へと

向かい、息子を死に追い込んだ上司に対して銃を向ける物語ですが、短編ではある ものの、主人公の背負う過去と息子の思いを見事なまでに表現しており、夏の新宿 を舞台として新宿の底辺に蠢く人間達をハードボイルドタッチで活かしきっていま す。

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形式:文庫
私はこの本から<船戸世界>に、引き込まれていきました。私にとって初めての船戸作品だったのです。 船戸作品にしては珍しい日本が舞台となっており、船戸氏特有の開放感は感じられません。短編ということもあるのでしょう。しかしだからといってこの作品の良さが曇るということでは、けっして、ありません。身近なテーマという事もあり、女性にもお薦めできるのではないでしょうか?
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By take_d VINE™ メンバー
形式:文庫
船戸与一の短編集である。舞台は新宿。この短編集で読んで、自分なりに船戸に対して理解が深まった点が一つある。よく言われている事だが、彼は綿密な現地取材を元に小説を書いている、という話を実感させてもらった。彼は、多分、一般庶民の声を集めるのに長けているのである。それも異常なほど。この本の中のある短編、市井の登場人物が、病院について揶揄しているのだが、そのままの話が東京都○○区界隈で本当にあるんですよ。ちょっとびっくりです。と、いうか、マズいでしょう?でも本当に言われてるんだけどね。ま、それはおいといて、そうゆう、市井の何気ない一言一言を紡ぐのに長けた筆者の話には、多分、巷で本当に囁かれている嘘も含めて、”本当のこと”で溢れ返っているんだな、と改めて感じました。一番のお気に入りは、オカマが主人公の"夏の渦”です。これ、志村けんさん(ミロ)とか、加藤茶さん(ノリピー・友情出演=読んだらわかる)あたりでドラマ化してほしいです・・・。ちなみに新宿署の刑事2人(年配=伊東四郎、ラグビー野郎=照英)、とか、他の登場人物も色々想像すると楽しい。て、言うかヤバ過ぎるのでやめておきます。また、最後に収められている”夏の星屑”は、長編小説「緋色の時代」のアナザーストーリーとしてもいけるかも。
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