まず、会社法は条文構造的に準用条文がやたらと多いことから、
特にコンメンタールの必要性は高いといえます。
しかし、これまで出ていたコンメンタールは厚いものが主流で、
そこまで手軽には揃えられませんでした。
本書は3分冊とはいえ、全部揃えたときの価格としては、
比較的手の出しやすいものとなっています。
また、本書は横書きになり、従来の基本法コンメンタールにはなかった、
判例索引が巻末に付加され、非常にポイントが高いです。
定義についてレファレンスがしっかりしていることは、
もちろん良い点です。内容も信頼できると思います。
あとは、読み替え条文の読み替え後の形が示されていたならば、
この厚さにしては、死角のないものになっていたと思われます。