まず、全体の構成としては、最初に試乗記事とし、次ぎに現在国内発売中の4モデルについて寸評を載せ、代表1モデルについて各部エクステリア、インテリアの詳細に ついて正確に報告されているとともに個々についての評価も加えられていて実車を見ずに把握し判断しようとする読者に対して的確に情報発信されている。 また、本国での試乗記事や情報についても現地レポート は、グローバルな見地からの判断とアウディ社担当者の開発についての意気込み考え方も伝わってきて外車党にはありがたい記事となっていて、全体構成が適切なものになっている。また、代表的な他社との比較についても正鵠を捉えていて納得できる内容に編集されている。加えて、上級車種同士の試乗比較もされ今回発売の4車種について、アウトラインが掴めるように、読者の立場に立った配慮が伺えるものとなっている。カタログでは中々分かりにくいカラーリングも実車ベースで具体的なイメージが捉えられ、購入を考えている読者にとっては何よりの写真と思われた。 但し、個人的には、巻末に加えられたカタログのコピー については、不要であり、わざわざ購読料を出して見るものとは言えないことから、本項を利用して、いろんな角度、時間帯から撮影したフォト等を載せて欲しかったと思う。また、他車種との比較や性能については、時間的な制約からと思うが、もっと突っ込んで実際に高速走行した場合、ワインディングを責めた場合の感触、実燃費等についても報告されれば、購入を考えている読者にとっては、福音であり、2,000円に近い値段でも躊躇なく購入したものと思える。総じて、内容対値段としてみれば現時点では十分満足できる内容であり、更に第2段として、上記の踏み込んだ内容と愛車アンケート等を加え掲載されれば、本冊子購入者、既読者も購入を考えるものと思われる。