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107 人中、100人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
事件解決の過程で見られる「人情」に心温まりました。,
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レビュー対象商品: 新参者 (単行本)
東野圭吾作品の中でも、「加賀恭一郎シリーズ」はかなり好きなので、迷わず購入しました。
この小説の舞台は日本橋。その一角で起こった絞殺事件を調べるべく、着任したばかりの加賀刑事は日本橋界隈のさまざまな場所に出向いていきます。 ただし、「営業マンの上着」から始まり、加賀刑事の見事な洞察力はそれまでの作品同様に見ることができますが、事件そのものの真相は、それほどビックリするようなものではありません。しかしそれよりも印象深いのが、日本橋界隈の人々や、加賀刑事自身が見せる「人情」です。 全九章ありますが、第一章〜第八章までそれぞれ、加賀が訪れる日本橋の8か所が舞台となっています。そして事件の調査のために訪れた加賀が、その手掛かりをつかむ様子だけでなく、彼の働きによってそこに隠されていた人々の「大切な人への想い」が前面に出てきたり、通い合っていなかった心と心が再び交流を始める様子などが描かれ、読んでいて非常に心温まりました。どれも事件の解決に向けての「通過点」の一つに過ぎないのですが、結末が非常によく、それぞれの章がエピソードとして独立して成り立っています。そして第九章のラストも、「心を通わせていたつもりが実はそうでなかった」という点では非常に考えさせられました。 最後に、加賀恭一郎シリーズはこれの前に、 『卒業 雪月花殺人ゲーム』★ 『眠りの森』★ 『どちらかが彼女を殺した』 『悪意』★ 『私が彼を殺した』 『嘘をもうひとつだけ』 『赤い指』★ 以上があります。もちろんそれぞれ別の事件を扱っていますから、単独でも十分楽しめるのですが、他のシリーズ作品(特に★印)を読むと、加賀刑事の人物像がよくわかりますので別の楽しみ方ができます。
75 人中、65人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 4.0
大きな起伏はないが、穏やかに優しく人情を描いた作品,
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レビュー対象商品: 新参者 (単行本)
短編集のようで実は長編になっているという変わった構成だが、
この試みがとても新鮮で加賀シリーズの中では一番好きな作品になった。 事の発端は、日本橋の一角で起きた殺人事件。 事件に関係していると思われる人々が住む人形町を加賀が歩き回り、 煎餅屋、瀬戸物屋、時計屋・・・など1軒1軒を訪ね、 それぞれの家の中の小さな"物語"に接していく。 ほんのちょっとしたすれ違い、勘違い、意地の張り合いから うまくいかなくなった夫婦の関係や親子の関係。 加賀は決して深入りはしないが、抜群の慧眼、自分の信念と温かい言葉で 穏やかに人々の心に入り込んでいく様がこの作品の真骨頂。 ひとつひとつの物語がしんみりと心に染み込んできて余韻も最高。 そして、もうひとつ印象的なのが人情と風情溢れる下町の描き方。 自分も加賀と一緒に人形町を歩いているような気持ちになり、 この町の様々な魅力にドキドキしながら読んだ。 著者は実際にここを何度も歩いたそうだが、 その際に見たもの、感じたことが手に取るように伝わってきて、 「素敵だな、ここに行ってみたいな」と思わされる。 この人は人間の"悪"の部分を書かせても一級品だが、 こういう人情味溢れる、心にジーンとくるドラマも同じくらい上手い。 とにかく素敵な作品なので、多くの人に読んでいただきたいと思う。
8 人中、7人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
人情の連鎖。そして母の愛。,
By あり (東京都) - レビューをすべて見る
レビュー対象商品: 新参者 (単行本)
天才だ!
その手腕に唸った! 個人的には「ガリレオシリーズ」が好きだが、 「加賀恭一郎シリーズ」の方が人気があるとの話もきき、 手に取った第1作が、この「新参者」だった。 すごかった。 1つ1つの個別のエピソードが連作になっている。 第1話、事件が解決していないのに話としては収まり、 さわやかな余韻。 "こういう終わりもありかな"と思っていた。 そして、第2話。 なんと!続いているではないか! ”こういう作品があるとは!"と驚いた! 1つ1つの話にちりばめられた伏線が、見事に花開いてゆく。 それらは、とても心温まる物語でもある。 息子が母の愛に気づき、成長してゆく過程は、とても共感できるものでもあった。 このあと「悪意」を読み、また「天才だ」と感嘆。 加賀恭一郎シリーズ、文句なしに面白い!
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