かなり豪華な作家陣を揃えていますが、その大半に対して
「この人、実はエヴァ嫌いなのでは?」と思わざるを得ません。
エヴァがと言うか、十年近く前の作品で未だに稼ごうとする根性を嫌っていると言うか。
(忘れるなかれ、これの初版発行は2004年、『新劇場版』の噂さえなかった時期です)
やっつけ仕事みたいな作品がチラホラどころでなくあります。
そういう状況をおそらく最も端的に表しているのが滝本竜彦のエッセイで、
2004年の時点で既に『新世紀エヴァンゲリオン』は消費し尽くされていたのでしょう。
新たな『ヱヴァンゲリヲン四部作』でエヴァ熱は再び活性化するでしょうが、
このアンソロジーに限って言えば、あえて買う価値はありません。
参加している作家陣の中に好きな作家さんがいるならば、コレクションとしての
購入はアリだと思うので、かろうじて星2つです。