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新世界より(下) (講談社文庫)
 
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新世界より(下) (講談社文庫) [文庫]

貴志 祐介
5つ星のうち 4.2  レビューをすべて見る (57件のカスタマーレビュー)
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商品の説明

受賞歴

第29回(2008年) 日本SF大賞受賞

内容紹介

夏祭りの夜に起きた大殺戮。悲鳴と嗚咽に包まれた町を後にして、選ばれし者は目的の地へと急ぐ。それが何よりも残酷であろうとも、真実に近付くために。流血で塗り固められた大地の上でもなお、人類は生き抜かなければならない。構想30年、想像力の限りを尽くして描かれた五感と魂を揺さぶる記念碑的大傑作! PLAYBOYミステリー大賞2008年 第1位、ベストSF2008(国内篇) (講談社文庫)

登録情報

  • 文庫: 560ページ
  • 出版社: 講談社 (2011/1/14)
  • 言語: 日本語, 不明
  • ISBN-10: 4062768550
  • ISBN-13: 978-4062768559
  • 発売日: 2011/1/14
  • 商品パッケージの寸法: 14.8 x 10.8 x 2.6 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.2  レビューをすべて見る (57件のカスタマーレビュー)
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カスタマーレビュー

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19 人中、17人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0 ファンタジーだけど、現実 2013/3/13
投稿者
形式:文庫
人間はどんな世界においても私たちと変わらない矛盾とエゴを抱えそのことに無意識であるということが、独特の世界観で描くことでより際立ったと思います。
この矛盾は私だけが感じているものなのだろうか?と考えながら読み進めていましたが、最後の最後で思いっきり暴いてくださり、清々しく、終盤は何度も読み返してしまいました。
単なるエンターテイメントでなく、私たちの世界のこととして受け止めたいと私は思います。
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43 人中、35人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0 発想が凄い。 2011/6/10
投稿者 Tak
形式:文庫
この著者の作品は、ほとんど読んできたが相変わらず物語の発想と展開の速さには舌を巻く。

今回の舞台は「黒い家」のように日常の中にある現実的な部分から恐怖
をにじませていくのではなく、完全に現実からはなれた、未来の日本という
設定で物語りは始まる。
もちろん、主役を含め登場人物のひとつは人間だけれども、もうひとつは
この世界特有の生き物であり、この世界でいう「大事件」が発生して
人類の存亡をかけてメインの登場人物達が、多大な困難に遭遇しながら
乗り越えていくという、言葉にしてしまうとまったく単純なストーリーなのだが、
そこは貴志祐介先生。こんな平易な言葉では表せない、複雑かつ重みを
持たせた重厚な仕上がりになっている。

自分の勝手なイメージは「クリムゾンの迷宮」多人数バージョンなイメージも
ないではないが、まずは凡人では思いつかない舞台設定の中で、本書の舞台となる
特殊な世界の歴史を徐々に明かしながらクライマックスに持っていくその構成力と
スピード感に、ただただ驚くばかりである。

けちな自分は、文庫になるまでひたすら待ち続けてしまったのだが、文庫になってびっくり
上中下の三巻構成で、文庫であってもかなり
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13 人中、11人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 4.0 もう一人の主人公 2013/1/29
投稿者 freesize
形式:Kindle版|Amazonで購入
この作者の小説は初めてであったが、『新世界より』は噂に違わぬSFホラーの傑作であるといえるでしょう。

緩急つけたスピード感や特異な世界観もさることながら、なにより人間の性悪説に徹してえがかれていることに好感がもてた。

書きすぎると、ネタバレに直結してしまうので控えたいのだが、最期のオチも含めバケネズミのスクィーラ、彼こそが本作の中で最も人間的な生き物のような気がした。

個人的には彼がこの物語のもう一人の主人公では・・・、

なんて思っているのですが、いかがでしょうか。
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20 人中、16人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
投稿者 t-tatsumi VINE メンバー
形式:文庫|Amazonで購入
 超能力を持った人々で構成される未来の世界の物語。その世界は現代社会の延長線上にあるものの異質な世界。人々は閉ざされた小さな町に住み、科学文明は現代より遥かに劣っており、国家も大企業もありません。また、学校では超能力を向上させるための授業が行われ、人々は互いにやたらと肌を触れ合う習慣を持ちます。そして、人間の下僕として働くバケネズミと呼ばれる知性ある大きなネズミ達の存在。

 「もし人間が超能力を持ったら」という土台上に独特な雰囲気の新世界を描いており、よくここまで不思議で奇妙な世界を構想し緻密に描写したものだと感心します。序盤は平和だった新世界も後半になると突然、修羅場と化します。残酷な戦いの場面が多く生々しいので小説でなければ表現できない世界であり、怪しさと緊迫感に惹きこまれます。現代社会から新世界へと変遷した理由や過程が、物語の一つのキーワードであり、最後は見事に収束するところは感心しました。単なる超能力者達の戦いの物語ではなく、人間の業が生み出す際立った階層社会について恐怖を感じる物語でもあります。ホラー小説ではなくSFですが、怖い物語が得意な著者ならではの力作だと思います。「黒い家」と並ぶ著者の代表作だと思います。
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9 人中、7人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0 凄すぎる世界観 2013/4/16
投稿者 ポリ銀
形式:文庫
ある意味人類史的な規模での大きな史的世界観を感じた。

ハダカデバネズミのDNA変異体であるバケネズミと、神としての超人類の関係性は人間の本性に潜む獣性が、基本的人権思想を産み出し残虐行為を正統化してきた革命史のようにも見える。

物語の設定として超能力を得た超人類と、超能力を獲得できなかった人類の相克が、世界の破滅に至るまでの相克を織りなした過去が1000年前のできごととされている点が、非常に独創的でありSF性を感じさせる大きな基礎のようにも思えた。

ボノボるという隠語がファンの間で浸透しているようだが、マニアックな視点でハることも可能なほどの、ディテール面でのごだわりというか末節設定のしっかりした部分と、スケールの大きさがベストマッチしている。

そして、邪鬼と業魔という克服課題となる超人類の弱点と、社会システムの冷酷さに奴隷化されたバケネズミが、神殺しを企てる戦略の揺籃があるなんて最後まで飽きさせないストーリーテリングの技術に圧倒され続けた。

初期の学園物語の中で、呪力の競技大会が出てくるがそこだけは、小生の拙い想像力ではついていけずに感得し得なかったのが残念。しかし、著者の「青い炎」「黒い家」「悪の教典」と読んできた読者の視点から言えば、畢生の大著といっても過言でないほど
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最近のカスタマーレビュー
5つ星のうち 4.0 長い
アニメ化された事で購入。アニメは全く見ていない。
小説を普段全く読まないにわかだったが、この本は三日でいっきに読めた。... 続きを読む
投稿日: 2か月前 投稿者: ジキル
5つ星のうち 3.0 上中巻とは少し違う感じ
上巻と中巻では独特の世界観の展開、登場人物の不安や期待などの心理が絶妙に表現されておりどんどん引き込まれていった。... 続きを読む
投稿日: 3か月前 投稿者: Amazon Customer
5つ星のうち 4.0 面白かったです
上巻を駅の本屋で購入しました。
初めて貴志祐介さんの本を読みましたが、どくとくな世界感で面白かったです
投稿日: 4か月前 投稿者: Amazon Customer
5つ星のうち 4.0 考え方の転換が良い
展開内容は推理小説と同じだが、自分のできる事を全力で考えることに力を頂きました。... 続きを読む
投稿日: 5か月前 投稿者: ハムちゃん
5つ星のうち 5.0 きれいでした。
中古品ということでしたがきれいでした。
読んでいて気持ちが良かったです。
投稿日: 6か月前 投稿者: 中村 泰樹「
5つ星のうち 4.0 人類の歴史の再現
クリムゾンや天使の囀りには敵わないけど、かなり楽しめた作品だった。... 続きを読む
投稿日: 7か月前 投稿者: 蒼也
5つ星のうち 4.0 なかなかスリリング。
3冊と長く思えますが、読み終わってみるとそうでもありません。... 続きを読む
投稿日: 8か月前 投稿者: Amazon Customer
5つ星のうち 3.0 すこし残念でした!
貴志祐介氏の小説と知って購入しましたが、SF的な小説は望んでいませんでしたので少し残念でした。
投稿日: 8か月前 投稿者: 伊藤ハッピー
5つ星のうち 5.0 下巻は一気に読み終わりました。
上巻は前半がややつまらなく感じましたが、それを超えると一気に面白くなりました。... 続きを読む
投稿日: 8か月前 投稿者: まふゆ
5つ星のうち 3.0 腑に落ちなかった。
どきどきしながら読みました。

あれが軍隊を倒したとなっていたので、まさかの展開でした。
見えてなかったのでしょうか。
投稿日: 11か月前 投稿者: arcobaleno
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