同研究所では独自のアンケートやインタビューを基に、その実相をあぶり出した。主に金融資産運用に関わるサービス業者に向けての内容だが、マーケティング関連業、あるいは読み手自身が富裕層を中心に自らのポジションを確認するのにも役立つ。本書では、金融資産の保有額が1億から5億円を「富裕層」と定義する。それ以上は「超富裕層」で今回の研究の対象ではない。富裕層の中でも1947年以降生まれを「新世代」と定義し、その象徴が「団塊世代富裕層」だと言う。
さらに、「団塊世代」だからといってその特性を一括りにするなと言い、資産運用に臨む思考をタイプ別に分類していく。例えば、株式や投資信託などリスク性資産形成に積極的なタイプと、預貯金で十分という消極的なタイプに二分できることを種々の調査結果から明らかにし、彼らを顧客として取り込むための方策を示す。
(日経ビジネス 2006/12/11 Copyright2001 日経BP企画..All rights reserved.)
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3 人中、3人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 2.0
ちょっと私には・・・,
By suiso "mizu" (福岡県) - レビューをすべて見る
レビュー対象商品: 新世代富裕層の「研究」―ネオ・リッチ攻略への戦略 (未来創発2010) (単行本)
金融資産を保有額ごと、あるいは資産形成の経路別を主として、さらに新世代と旧世代の金融機関利用方法など見方を変えて分析している。ネットの利用は新世代が得意、金融機関の利用方法や選別は新世代はドライである、旧世代は資産の保全を重視するなど、どれもなんとなく想像できる事が、数字や解説に反映されている。 自分自身が富裕層になりたくてこの本を買ったのではないが、これらの階層の人は一般人とはこんな点が違うんだといった、新しい驚きや発見というのが見出せなかったのが残念でした。私にはあまり縁のない本でした。 著者が野村総研の方なので、期待してたのですが、金融機関の営業の方向きでしょう。読み方次第で評価は分かれるでしょうね。
9 人中、6人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
初めて役に立った富裕層本。,
By
レビュー対象商品: 新世代富裕層の「研究」―ネオ・リッチ攻略への戦略 (未来創発2010) (単行本)
富裕層の世代交代に着目し、今後の富裕層マーケットの規模と質の変化を論じている。著者の知見だけではなく、富裕層に対して行なったアンケート調査とインタビュー調査に基づいて 議論を展開しているので、説得力がある。 最後の方では金融機関のサービスのあり方がまとめてあるので、金融機関勤務の人は必読ですね。 それ以外の人にとっても、富裕層に興味がある人なら十分に面白いと思う。
2 人中、1人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 3.0
資産運用に焦点を当てた一冊です。,
By なか - レビューをすべて見る
レビュー対象商品: 新世代富裕層の「研究」―ネオ・リッチ攻略への戦略 (未来創発2010) (単行本)
富裕層の資産運用に焦点を当てた一冊です。本書では、金融資産1-5億円を持つ人を富裕層に含まれると 定義して、統計資料に基づき自社で推計した数値を用いて 検討しています。 シニアの退職金や遺産相続の増加により資産が増えていく ので、今後も富裕層は増えます。この富裕層について、 定量データと、インタビューによる定性的資料に基づき 考えることができます。 金融商品を中心に紹介している部分は少々力不足でしたが、 現在のデータとサービスが整理されているので総括するのに 便利です。
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