内容紹介
本書は,2000年に刊行された「走査電子顕微鏡」(日本顕微鏡学会関東支部会編)の改訂版である。「走査電子顕微鏡」は我が国における走査電子顕微鏡の教科書として,あるいはこの顕微鏡を用いる研究者の知識レベルの向上に貢献してきた。しかし,初版の刊行からはや11年の歳月がたち,この間に走査電子顕微鏡の装置を取り巻く環境や学会を取り巻く環境も大きく変化した。具体的には,コンピュータ導入による画像のデジタル記録や装置の構成の変化,そのほか電子光学系や検出器などについてもさまざまな進展がみられ,高分解能観察,低真空観察,極低加速観察など,いくつかの分野において著しい進歩がみられてきている。そこで,今回の改訂ではこれらの事項について大幅な加筆訂正をし,全面的な更新を行った。