初めて手に取った時には
本の厚さ、字の細かさ(=文量の多さ)にちょっとびびりましたが
読みはじめたらすぐに引き込まれて
何日もかからずに読んでしまいました
この本は
「妻が夫に強く愛されて 幸せな家庭を築く方法」を述べたものです
キリスト教(カトリック)の信仰に関する表記や
1960年代以前の男女の役割分担を評価するような記述が多く
気になる人も居るかも知れませんが
その辺は適当に差し引いて読んでも それでも多くのことを学べます。
・人間に共通する心の弱さ
・他者(夫婦であっても)を尊重するということ
・相手をいたわり 家庭を『安楽の場』とするための心がけ
・家族が『帰りたい』と思う家づくり
・真の謙遜とは
そう、本当は性別に関わらず大切なことが書いてあるのですが
この本の解釈では(そして、たぶん世の真実としては)
「女性より男性の方が『打たれ弱い』ので
家庭内では 妻が一歩先に そしてより多く気遣ってあげましょう」
と説いているのです
精神論に終わらず 具体例や 女性のための言葉遣いの例もあって親切です
文例集としても実用的です
内容に違和感を感じて読みにくい人は
以下の本を 順に読み進んで その後で本書を読むことをお薦めします
著者の本当に言いたいことが分かると思います
『
THE RULES―理想の男性と結婚するための35の法則』又は『
Love Bitch!』
→『
なぜ彼は本気で恋愛してくれないのか』
→『
サレンダード・ワイフ 賢い女は男を立てる』
蛇足ですが
男性がこの本を読んで「妻に読ませたい」と言ったりするのは
ある意味 本心なのでしょうが
著者の説く『真の謙遜』を全く理解していないと明言しているようなものです
この本を本当に理解したなら
「自分が妻より一歩先に そしてより多く気遣ってあげよう」
と思うはずなのですが。。。
蛇足その2
本書をしっかり理解できたなら(直接の記述はありませんが)
夫婦間だけでなく 友人関係、仕事関係、親子関係、などにも応用できることでしょう
「たとえ親子であっても別所帯を持ったなら 互いを尊重し相手の家庭に口出ししない」
とか
「一般に 若者より年配者の方が考えに柔軟性がなく打たれ弱いので、
大勢(たいせい)に影響のない事では 年長者(姑など)の好みを優先してあげよう」
とか
(☆5つ分の内容はあるのですが
男女の古い役割分担に固執しているところで☆1つ減らしました)