Originalの第1作が公開されて40年以上の月日が経ち、Computer Graphicを含めた映像技術が飛躍的に進歩した現代では、当時評判を取ったあの巧妙な猿のMake-Upも、やや陳腐な印象を受けるのは仕方が無い。
しかしこのSeriesはReview Titleにもあるよう、昨今のクダラナイSF作品は当然の事ながら、あの「スター・ウォーズ」Seriesやマイケル・クライトンの原作物すら足元にも及ばない、素晴らしい作品群だと思っている。
兎に角、Ideaの秀逸さが際立っており、人間以外の生物に地球が征服されるという物語は、他の星から来たAlienの侵略という古くから使い古されたネタとは違い、今でも衝撃を受ける。
1作目の衝撃後、2作目でお茶を濁した(2作目も好きですが)Seriesはこの3作目で息を吹き返す。
海面に不時着した宇宙船から姿を現したコーネリアス以下3名?の猿がHelmetを脱ぐOpeningはSeriesに復帰したジェリー・ゴールドスミスの軽快なThema曲と相俟って、Very Good!
出演する猿はSeries中最も少ないが、それだけに猿の活躍する度合いが最も高いのもこの作品である。
コーネリアス役のロディさんは何時もながらの名演だが、今作品は何と言ってもキム・ハンターが演じたジーラが最高だ。
顔だけ観ていると、全くの年齢不詳だが、時折見せる愛くるしい表情がAcademy賞ものである。
又、ジョージ・クルーニー似の独逸生まれのエリック・ブレーデン演じる大統領付き科学顧問の憎たらしさもSeriesの憎まれ役Golliraの将軍以上である。
後に「ドクター・モローの島」で又しても、Make-Upが売りの作品を撮る事になるドン・テイラー監督は流石に職人監督だけあって、つぼを押さえた演出は観ている者を退屈させない。
尺が短く、無駄なEpisodeを削ぎ落として、Tempo良くしたのもGood。
LastもTelevisionで初めて観た時は、子供ながらにも唸らされたもんだった。
これでSeries全作品のDVDが揃ったので、今後数十年は何時でも楽しめるのが嬉しい。