「
現代物理学小事典」(1993/12)の改題・改訂版です。
第1章 素粒子物理学、第2章 原子核物理学、第3章 原子物理学、第4章 物性物理学、第5章 量子力学、第6章 相対性理論、第7章 電磁気学、第8章 熱学・熱力学・統計力学、第9章 非平衡系の熱力学・統計力学、第10章 流体力学、第11章 波動、第12章 力学 (巻末索引付き → 用語辞典としても使えます)
「第3章 原子物理学」「第9章 非平衡系の熱力学・統計力学」「第10章 流体力学」の3章が新たに追加されています。内容も過去16年間の進展を踏まえて更新されています。(勿論、2008年ノーベル物理学賞の話題も!) 興味のある章を独立して読むことも可能です。
「ブルーバックスの読者が簡単に利用できる『非専門家用の物理学事典』」を意識して構成されているとのことですので、それだけの"向上心"を持つ読者向けです。内容的には"大学〜大学院〜専門レベル"の物理ですので、決して易しくはありません。しかし「その分野で何が大事なのか?」というポイントを手っ取り早く抑えられるという意味でも「読む事典」になっていると思います。そういう重要ポイントを本書で抑えた上で専門書に当たる、という利用の仕方も出来るでしょう。(いわば「地球の歩き方」ならぬ「"物理"の歩き方」と言ったところ? (^-^)) 物理学〜応用物理学を専攻している大学生/研究者なら持っていて損はないんじゃないかと思います。