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新・日本の経営
 
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新・日本の経営 [単行本]

ジェームス・C・アベグレン , 山岡 洋一
5つ星のうち 4.6  レビューをすべて見る (10件のカスタマーレビュー)
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新・日本の経営 + 日本型資本主義と市場主義の衝突―日・独対アングロサクソン
合計価格: ¥ 4,410

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商品の説明

内容(「BOOK」データベースより)

高齢化・人口減少といった社会構造の変化に直面しながらも、日本経済は低迷を脱して、本来の活力を取り戻しつつある。それは、多くの企業が“失われた10年”の間に、新しいビジネス環境に適合した「事業の再設計」に成功したからだ。まさに今、日本企業の前には、巨大な可能性が広がっている―。日本的経営論の原点となった名著『日本の経営』の著者で、「終身雇用」という言葉の生みの親であるアベグレンが、日本企業の過去数十年間の歩みを分析するとともに、これから進むべき方向を提言。半世紀におよぶ日本企業研究の集大成として書き下ろされた注目作。

内容(「MARC」データベースより)

21世紀の日本企業が維持・活用すべき「日本的経営の強み」とは何か? 日本的経営論の原点となった名著「日本の経営」の著者アベグレンが、半世紀におよぶ日本企業研究の集大成として書き下ろす話題作。

登録情報

  • 単行本: 289ページ
  • 出版社: 日本経済新聞社 (2004/12/11)
  • 言語 日本語
  • ISBN-10: 4532311888
  • ISBN-13: 978-4532311889
  • 発売日: 2004/12/11
  • 商品の寸法: 19 x 13.4 x 3 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.6  レビューをすべて見る (10件のカスタマーレビュー)
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19 人中、17人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By 中村
形式:単行本
   ハーマン・カーンと一寸違ったニュアンスだが、著者は、「日本の経営」で世界に日本の企業と経済を知らしめた貴重な学者で、後のエズラ・ボーゲルの「Japan as No.1]等の日本礼賛本の先駆けとなった。 

   訳者も言う如く、先の本は英語圏読者に向けて書かれた学術本だが、この新しい「21世紀の日本の経営:新しいシステムと継続している価値」は、失われた10年に意気消沈している日本人読者に向けて書かれた、日本の企業文化とその潜在実力に限りなく信頼を置いた元気の出る本である。

   アベグレンの趣旨は、
「この50年間に、企業をを取り巻く経済社会環境は財務分野を筆頭に大きく変わったが、日本の経営システムの根幹、共同体としての人間を重視した人間に関わる経営部分は殆ど変わらず継続している。
この10年は、失われた10年ではなく、人間を首座に据えた経営システムを元に、日本企業が、戦略と構造を再編し、緊急に必要だった新しい制度を次々に確立した実りあるキャッチアップの時期であった。日本の経済力と競争力は衰えていない。」と言うことであろうか。

   著者の最も重要な論点は、日本企業にマッチした企業統治システム確立の提言。ガルブレイスと同様、米国の社外取締役制度は、クローニー(身内)キャピタリズムで機能していないと言い、「株主の利益極大化を目指す米国型企業統治体制」は、従業員などのステイクホールダー優先の共同体的社会組織の日本企業には向かない。全員の共通利益を追求する習慣と価値感に基づいた独自の統治体制を確立せよと言う。
米国熟知の日本人に帰化した著者の「比較経営論」ゆえ極めて貴重である。

   
   

このレビューは参考になりましたか?
17 人中、15人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By flexer トップ1000レビュアー VINE™ メンバー
形式:単行本
戦後50年以上にわたり、日本の経営をつぶさに見てきた一級の研究者による、21世紀を迎えた日本的経営の動向を論じた著作である。著者であるアベグレン博士は終身雇用制度、年功序列賃金制度、個別企業別労働組合という日本的経営の特長をいち早く指摘し、日本の高度成長を支えた要因を世界に知らしめた功績を持つ。誰よりも日本的経営の根本原理を熟知した研究者による著作だけに、一読の価値は十分にある。
著者の論点は、日本的経営の成功は日本の文化的価値を土台とした極めて日本の社会風土に合致した方法であったという考え方にある。このような文化的価値を生かしながら、内外の経営環境変化に対応すべく根本的な経営の再設計を試みたのが1990年代であり、10年にわたるその作業は苦闘に満ちたものであったが、賞賛すべき成功を収めつつあるという認識を示している。なぜそのような結論に至るかの詳細は、本書の中で明快に論じられているが、トヨタ、キヤノン、新日鉄といった成功事例を見ればアベグレン博士の指摘は十分に頷けるものである。キヤノンは終身雇用制を自社の強みのひとつとして、揺るぎない自信を示しているし、トヨタは欧米流の企業ガバナンスとは一線を画した企業統治の方法で世界ナンバーワンの自動車会社への階段を着実に上っている。失われた10年という言葉に隠された“真”の意味を読み解いた優れた一冊である。
このレビューは参考になりましたか?
20 人中、17人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By lennon103 VINE™ メンバー
形式:単行本|Amazonが確認した購入
・市場シェアではなくキャッシュフローの重視、系列の力の弱まり、業界統合など、日本の経営の変化が述べられている他、米国の経営の問題点(「特別目的会社」を使っての債務の簿外処理など)も述べられており、参考になった。また、外国企業の日本への進出の成功例と失敗例も興味深い。
・私は短所よりも長所を評価する主義であるし、上記のように本書を読んで参考になった部分があるので3点とするが、以下のように多くの点が気にかかった。
・(P.7)「デフレは終わり」は根拠不明。本書が出版されたのは2004年12月。まだ、消費者物価指数も、GDPデフレータも、地価も前年比マイナスである。
・(P.189)日本には「資産家が寄付を行う習慣も無い」とある。しかし、古くは東大の安田講堂、阪大の松下講堂、新しくは京セラと稲盛氏の鹿児島大への寄付などがあり、アベグレン氏の言う「慣習」とまでは言わないが、例があることには言及して欲しいものだ。なお、今年、任天堂の山内氏の京大への寄付(70億円)が発表された。
・(P.222)日本のファミリー企業の長所について述べている。トヨタ(広義で)、武田薬品などについてはそうかもしれないが、西武鉄道・コクド、ダイエーなどの失敗例には触れられておらず、バランス感覚が疑わしい。コメントを聞きたいものだ。
・(P.247)大学生の人気就職先ランキングは2002年3月の日経のもの。なぜ日経から出版される本(2004年12月)でこんな古いデータを用いるのだろう?
・数々の点から感じるのは、訳者も出版社もチェック機能を果たしていないこと。ついでながら、脱字も数箇所ある。
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名著です
アベグレン博士のまさに「歴史ロジック」に基づいた日本企業の経営の軌跡というかその背景を論じた著。ぜひともこの本は読んでおくべき名著であろう。現在の日本企業を研究、... 続きを読む
投稿日: 2005/1/26 投稿者: クリエイティブFMKTG田作健一
あらゆる分野の人にお勧めします!
現在の日本の経営に関して社会・経済の側面から論じていおり、我々が気づかない日本の良さ・強みを鋭い視点で論じている一冊だと思います。また、筆者は国際メディアにも精通... 続きを読む
投稿日: 2005/1/5
日本企業を考える上でのベースになる、いい教材です。
この手の本ははじめて読みました。日本企業の実像を歴史と数値と共にみることで、分かりやすく納得がいきます。さすが経営コンサルタントですね。著者が日本国籍を得て、東京... 続きを読む
投稿日: 2005/1/3 投稿者: "crzsflwr"
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