お金持ち研究第2弾ということで、アンケートなどのデータをもとに今回は居住地と教育の関係、消費スタイル、学歴、などを分析しています。
その中でも、特に目を引いた分析結果は日本のお金持ちの投資傾向です。
アメリカをはじめとする世界のお金持ちは、「株式投資>不動産投資」なのですが、日本のお金持ちは「不動産投資>株式投資」となっており、バブル崩壊の影響や収益性の低さが原因と考えられる日本特有のものであるという分析がなされています。
その他にもユニークな分析がなされており、お金持ちを統計的に知ることができます。
アメリカにはアメリカの、日本には日本のお金持ちがいる。
同じお金持ちといえども均一ではなく、政治、経済、地理などの環境的な影響により地域性を帯びた特徴を持つということでしょう。
著者のさらなる研究の成果に期待します。
(ちなみに前著の『日本のお金持ち研究』で分かったことも端的に紹介されているので、前著を読まれていない方は本著一冊で十分だと思います。)