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新・平家物語(七) (吉川英治歴史時代文庫)
 
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新・平家物語(七) (吉川英治歴史時代文庫) [文庫]

吉川 英治
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商品の説明

出版社/著者からの内容紹介

源三位頼政は、殲滅された源氏一族にあって、異例といえるくらい、清盛の殊遇をうけた人であった。その彼が、なにゆえ76歳の高齢もかえりみず、平家打倒に起ちあがったのか。そして戦いは断橋の悲痛な叫びを残して終ったが、これを境に反平家の勢力は、燎原の火の如く各地に蹶起する。――伊豆での旗拳げに1度は失敗した頼朝も、鎌倉に本拠を定めて、都を窺う。

内容(「BOOK」データベースより)

源三位頼政は、殱滅された源氏一族にあって、異例といえるくらい、清盛の殊遇をうけた人であった。その彼が、何ゆえ76歳の高齢もかえりみず、平家打倒に起ちあがったか。そして戦いは断橋の悲痛な叫びを残して終ったが、これを境に反平家の勢力は、燎原の火の如く各地に蹶起する。―伊豆での旗挙げに1度は失敗した頼朝も、鎌倉に本拠を定めて都を窺う。つづいて木曽の義仲、挙兵!

登録情報

  • 文庫: 458ページ
  • 出版社: 講談社 (1989/6/2)
  • 言語 日本語
  • ISBN-10: 4061965530
  • ISBN-13: 978-4061965539
  • 発売日: 1989/6/2
  • 商品の寸法: 14.6 x 10.8 x 2.2 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 5.0  レビューをすべて見る (3件のカスタマーレビュー)
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形式:文庫
密かな志を胸に平家の頤使に甘んじた源三位頼政。
以仁王の令旨と共に、各地の源氏の旗揚げの先駆けを
果します。一敗地にまみれ、頼政父子や以仁王は自刃したものの、
源氏再興への大きい布石となりました。

やがて新宮十郎行家は津々浦々の枯れ木に花を咲かせる如く、
平家追討の令旨を伝えて行きます。

満を持して、伊豆の頼朝もついに約二十年の忍従に別れを告げ、
平家覆滅の狼煙を上げました。時に治承4年8月17日。
帷幕には政子の実家である北条氏や、土肥、佐々木兄弟らの
ごく近しい面々と共に韮山にある山木兼隆の目代屋敷を襲撃し、
兼隆を討ち取ります。

ここまでは順調でしたが、何しろ無勢ではありました。
頼みの三浦勢の参着が間に合わず、次の石橋山の戦では大敗し
主従、一旦はちりぢりになるものの、将としてまた次代を担う頭領としての
強運は頼朝をして幾多の僥倖に恵まれて余りあるものでした。

もっともこの時期、旗下に集った武士たちはまだまだ烏合の衆。
模様見、日和見の人びとも多かったと思います。
繊細に見えて実は大胆な頼朝。こういう点は相国清盛にも共通するものが
あるような気がしますね。
千葉・上総両氏を幕下に加え、押しも押されもせぬ一大勢力を率いて
安房から北上すべく駒を頼朝は進めます。

一方、信濃では朝日将軍・木曾義仲も兵を上げました。9月7日の事でした。
いよいよ、源平盛衰の戦の数々が全国を舞台に繰り広げられます。
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頼政 2008/3/14
形式:文庫
頼政と以仁王の最後が心に残った。
思えば、頼政は死場所を求めていたのだと思う。
清盛の殊遇を受けたものの、周囲・身内の風当たりは強く、
つらい思いを長年耐えてきたのだと思う。その忍耐力には、
感銘を受けた。
挙兵は失敗したものの、最後に人生の花を添え、本望であった
ではないだろうか。頼政の挙兵をもとに、頼朝・義仲の蜂起も
続き、反平家の広がりのきっかけになったのだから。
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形式:文庫
「三国史」「宮元武蔵」など読んだけれども一番考えさせられた
作品。この中で平清盛は悪者としては描かれていない。吉川文学の
中の特徴でもあるが完全な悪役などいないのだ。
欲望に振り回され、権力に酔いしれる一人の人間なのである。
平清盛が権力を掴み取り、源氏が虎視眈々と機会を狙っている時、一人の無名
の庶民にライトが当たる。麻鳥である。彼は高貴な精神で医者になり、人
のために生き抜いていく。
この物語で展開されていく栄枯盛衰、人間の愛憎劇。富も権力も、美貌も
全て無常の世の中であって何のために生き抜くのか?
答えを与えてくれる傑作である。
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