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新・平家物語(一) (吉川英治歴史時代文庫)
 
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新・平家物語(一) (吉川英治歴史時代文庫) [文庫]

吉川 英治
5つ星のうち 4.9  レビューをすべて見る (10件のカスタマーレビュー)
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商品の説明

出版社/著者からの内容紹介

12世紀の初め、藤原政権の退廃は、武門の両統“源平”の擡頭をもたらした。しかし、強者は倶に天を戴かず。その争覇興亡が古典平家の世界である。『新・平家物語』も源平抗争の歴史を描くが、単なる現代訳でなく、古典のふくらんだ虚像を正し、従来無視された庶民の相(すがた)にも力点を置く。――100年の人間世界の興亡、流転、愛憎を主題に、7年の歳月を傾けた、著書鏤骨の超大作。

内容(「BOOK」データベースより)

12世紀の初め、藤原政権の退廃は、武門の両統“源平”の擡頭をもたらした。しかし、強者は倶に天を戴かず。その争覇興亡が古典平家の世界である。「新・平家物語」も源平抗争の歴史を描くが、単なる現代訳でなく、古典のふくらんだ虚像を正し、従来無視された庶民の相にも力点を置く。―100年の人間世界の興亡、流転、愛憎を主題に、7年の歳月を傾けた、著者鏤骨の超大作。

登録情報

  • 文庫: 458ページ
  • 出版社: 講談社 (1989/3/24)
  • 言語 日本語
  • ISBN-10: 4061965476
  • ISBN-13: 978-4061965478
  • 発売日: 1989/3/24
  • 商品の寸法: 14.8 x 10.8 x 2.2 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.9  レビューをすべて見る (10件のカスタマーレビュー)
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36 人中、35人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:文庫
この時代に脚光を浴びるのは、一般的に源頼朝・義経(源家)ですが、
この本は、平清盛(平家)の幼少から始まります。

正義=源家 悪=平家というものではなく、
平家の生涯を通し、頼朝・義経・義仲と
どう関り、どう対決したのかを、全16巻という長編の中に
事細かく描いてます。

この時代の歴史の流れを把握するには
最高の本かと思います。

このレビューは参考になりましたか?
38 人中、35人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:文庫
 この本を、高校時代に読みました。平家物語というと平清盛が主役ですが、もう一人の主役は源義経。平安時代末期の宮廷と鎌倉の武士政権樹立までを描く、壮大なスケールの物語。

 頼朝や義経など、単発の本はよく読みますが、この物語はそれらをひとつにまとめたのですから、吉川英治さんの才能に驚かされるばかりです。

 「祇園精舎の鐘」から始まる物語は、高校生だった僕には古典の学習にもなりました。学校の授業の平家物語は、つまらなくなりましたが、吉川・平家は熟読でした。

 長い話だけに、なかなか進まない展開や宮廷での退屈な物語は、得てして作品自体を台無しにしてしまいがちですが、この本は最後まで息つく間もなく読んでしまったような気がします。
このレビューは参考になりましたか?
46 人中、41人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
陶酔 2003/8/10
By joh
形式:文庫
日本人なら誰でも知っている平家物語。「那須与一」や「壇ノ浦の合戦」「勧進帳」など、断片的には知っていたのですが、初めて一通り読みました。といっても本書はその他の「保元物語」「義経記」なども含んだ内容とのことなので、「平家物語」の現代語訳を読んだということにはならないのですが。

本書の魅力は何と言ってもその登場人物のかぐわしさ、格調高さでしょう。物語全体を見ると決して美しい人間模様ではなく、むしろ人間の愚かしさに思い至るような内容なのですが、滅び行く平家公達の美しさ、源氏武者の雄雄しさに胸を打たれます。
久しぶりに、読後に感慨を深くしました。

すこし長い(文庫で16巻)ですが、ぜひ通読してみてはいかがでしょうか。物語の底流には仏教思想が強く感じられ、「宮本武蔵」より年齢層は高い方向けかもしれません。

難を言えば、阿部麻鳥がしつこく出てくるのは少し興醒めで、余計なような気もします。権門・富貴と庶民を事事しく対比せずとも、興亡の有様を俯瞰するだけで、この世の無常を感じることはできるのですから。

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