前半が特に二万余の調査で分かったことに関して述べられていますが、
女性に関する記述が弱いです。
この本の最初の方に出てくる、著者が調査から導いた「縦横の法則」
に関して、男性を中心に書かれています。ここで女性の場合どうなる
のかは、あまり述べられていません。
「男兄弟のなかに姉妹が混じっていたとしても、女の子たちは除いて」
と書かれています。つまり、家系調査から分かったことを述べている
あたりは完全に男中心に書かれており、女の子の運命は最初から述べる
つもりはないようです。この本の帯に書かれている「あなたの運命は
あなたに対応する祖先で決まる」という文は完全に男性の場合の話で
あり、女性は当てはまりません。ご注意を。
ただし後半は、家系調査の実例や夫婦円満の秘訣、といった読み物的
な話となります。特に家系や祖先への思いを呼び起こすような内容で
読んだ私も自分の祖先に関して興味を持つようになりました。
著者自身も書いているように、学術的な裏付けがある内容ではありま
せんが、読み物としては非常に面白いものと感じました。