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10 人中、10人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 2.0
削り過ぎだろう・・・,
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レビュー対象商品: 新ロードス島戦記〈6〉終末の邪教〈下〉 (角川スニーカー文庫) (文庫)
期待の最終巻だが、どうも内容を削りすぎて、軽くなりすぎてる感がある。本自体も非常に薄く、単なる歴史年表的な流れが目に付く。 そのため、「後でまた読みたい部分」とか、再度読んでみて「こんなシーンがあったのか」という新鮮さがほとんどない。 一度読んだら「ふーん」で終わってしまう世界である。 また、このシリーズ全編を通して言えることだが、主役であるはずのスパークが型どおりのリアクションしか見せてくれないため、旧作「ロードス島戦記」の主人公パーンほど、感情移入ができない。 逆に、本作では脇役であるはずのパーンやヴェイルといった人物の方が、ユニークなエピソードが多数並んでいて、個人的には彼らの方の印象深い。 結局、スパークという人物は、旧作での後半で活躍した頃のキャラクター像から何ら「成長」していないため、いまいちインパクトに欠ける主役なのではないだろうか。 無難な予定調和しかしてない話の展開も、それに拍車をかけているように思う。
18 人中、17人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 4.0
ロードスという島がある。……というシリーズがありました,
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レビュー対象商品: 新ロードス島戦記〈6〉終末の邪教〈下〉 (角川スニーカー文庫) (文庫)
『新ロードス島戦記〈6〉終末の邪教〈下〉』です。新ロードス島戦記の最終巻であり、大きくロードス島シリーズの最終巻でもあります。正直な話、この巻まで読んでいる人というのは、『灰色の魔女』の頃からの古株ファンが多いと思います。古株ファンと新規ファンでは、シリーズ終了の感慨もかなり温度差があるかもしれません。 本巻単品の評価としては、スレインとウッド・チャックがいい味を出していました。特にスレインは普段は冷静ですが、情熱的な一面も見せてくれます。 その代わり主人公スパークは、玉座を取り戻す戦いが省略されているなど、やや不満です。パーンはまあ格好良かったです。 本の厚さもですが、情景描写等も薄く、話も駆け足に感じました。ロードス島シリーズ全体としては蛇足的な位置づけなので仕方ないかもしれません。 ロードス島シリーズ全体としては、やはり偉大な作品であることは否定しようがありません。長く続き過ぎた終盤は惜しかったですが、このシリーズと出会えたことは良かったと思います。評価の☆4はロードス島シリーズ全体としてのものです。
29 人中、26人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 3.0
最後まで駆け足,
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レビュー対象商品: 新ロードス島戦記〈6〉終末の邪教〈下〉 (角川スニーカー文庫) (文庫)
コンプティーク誌にテーブルトークRPG・D&Dのリプレイとして『ロードス島戦記』が連載されたのが20年前。ウチはそのリプレイをわくわくしながら読みました。20年経ってようやくの完結ですが、ウチも含めて当時の読者の大半は30代半ばから後半になってしまっているでしょう。当時のわくわくした気持ちを呼び起こすには田中芳樹さんの『アルスラーン戦記』と同様に遅すぎます。正直なところロードスの世界が好きで、未だにライトファンタジーを読んでいるわけで成仏のためにも読まなあかんかなと思って読み終えました。 ……うーん、相変わらず駆け足ですよね……小説の1巻の時にミノタウロスの迷宮やらウォートの館への道程が大幅に省略されていたのと同様に、最終巻のこちらでもスパークが玉座を奪い返す行程は全く描かれていません。「新」ロードスがスパークとニースの物語だとするとパーンと平行する形ででも描いて欲しいなぁというのが本音です。カシューやウッドチャック、レオナー、シーリス、エト……今まで築き上げてきた魅力ある役者は揃っているものの、見せ方が巧くないなぁと不満を感じました。 ☆は自らの郷愁も含めて大甘で☆3つ。「ロードス」が終わった喪失感と20年積み上げた自分自身の思いだけは大事にしたいです。ウチと同じようにサイコロを握りしめパーンたち6人の活躍を楽しんでいた人は好き嫌いは別にして読み終えては欲しい作品です。
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