イヴ・モンタン『仁義』や、ハワード・ホークスの夜と女の世界、モダン・ジャズのヤクザな演奏に狂った私のような人間にとって、BARは「大人のB面」に挑戦できる、まさに恰好の檜舞台(なんせまだ三十路前なんで)。
そんなBARのマニュアル本として、この本の学術的な要素は大いに参考になる。コンテンツ−1から「酒場学」(酒場の歴史、酒場の語源等)なんだから、私のようなミーちゃんハーちゃんには、すでに敷居が高すぎる(笑)。
だけど、読んでいくうちに、ワイン、ウィスキー、ブランデー、リキュール、ビール、スピリッツ等の歴史や製法、種類や特徴まで学べちゃうわけで、なんとなくわかっていた酒(場)への知識を、プロの視点から専門的に理解することができます。
もちろん、熟読したうえで、まーーーーっさらな気持ちで、BARのカウンターに座るべきだとは思うけれど。