前作で活躍した青学とライバル校のメンバーを集めて中学生選抜とし、彼らがU-17選抜合宿に参加するところから始まる。
前作では「次に戦うライバルの強さを読者に示すために、前ライバルを噛ませ犬にする」といった
古典的な手法を惜しまず使っていたこともあり、中学生選抜の強さはすでに超人の域に入っている。
しかしながら、さらにそれを上回るのではないかと思われるライバルキャラをU-17に用意し、新展開も準備万端といったところである。
新ライバルの中には「奴の瞳を見た途端…幸村部長に似た何かが…!」と言わしめる能力者がいるようである。
かつて『ドッジ弾平』にも睨むだけで相手を戦闘不能にして勝ち進んだチームがいた。
身体能力やテニスの技術だけではもはや差のつけようがなくなってきているので、ロギア系まではいかなくとも、
むしろこの手の特殊能力の持ち主がガンガン登場してもいいのかもしれない。
中学生選抜に関しては、すでに前作で確立しているキャラのポジションを固定したままだと、
この先、キャラ依存作品を脱しないような気がする。
これに関しては「そのほうがいい」という意見も多そうだが、まだまだ冒険できるポイントだと考えられる。
今回、U-17にいる新ライバルの強さを見せるために中学生選抜の噛ませ犬&伸び代として用意されたのが桃城だったが、
この辺りの役割分担が変わってくると、また新たな可能性が開けてくるように思える。