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新スカートの風―日韓 合わせ鏡の世界
 
 

新スカートの風―日韓 合わせ鏡の世界 [単行本]

呉 善花 , O Sonfa
5つ星のうち 4.8  レビューをすべて見る (4件のカスタマーレビュー)
価格: ¥ 1,305 通常配送無料 詳細
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新スカートの風―日韓 合わせ鏡の世界 + 続 スカートの風―恨(ハン)を楽しむ人びと (角川文庫)
合計価格: ¥ 1,825

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商品の説明

内容(「BOOK」データベースより)

日本と韓国は、なぜ接近すればするほど摩擦が激しくなるのか?その背景を形づくる日韓の文化、社会、ことば、人間もようなどを縦横に語る、味わい深い文化エッセイ集。韓国人特有の「自民族優越主義」と日韓摩擦の関係など、これまでにないハードな評論も収録。

内容(「MARC」データベースより)

日本と韓国は、なぜ接近すればするほど摩擦が激しくなるのか。その背景をかたちづくる日韓の文化、社会、ことば、人間もようなどを語り、また韓国人の「自民族優越主義」にも言及した、味わい深く、またハードなエッセイ集。

登録情報

  • 単行本: 213ページ
  • 出版社: 三交社 (1992/11)
  • ISBN-10: 4879195413
  • ISBN-13: 978-4879195418
  • 発売日: 1992/11
  • 商品の寸法: 19.2 x 13.2 x 1.8 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.8  レビューをすべて見る (4件のカスタマーレビュー)
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52 人中、41人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By Hiromi
形式:文庫
ステレオタイプにはめ込むつもりはないが、英国人との結婚8年目にして思うに、呉氏のいう韓国人のお国柄は、見かけがそっくりな日本人よりも、むしろ欧米人のそれに近いものがあると思う。おそらく中国人も同じ範疇に入るのではないだろうか。

『以心伝心』とか「相手が知っているはずのことはいう必要がない、むしろそれは失礼に当たる」という日本人にありがちな感覚は、言葉を少なくし、その分よくいえば気の遣い合い、悪く言えば腹の探り合いということになる。そういうことの得意な人は「気が利く」人だし、不得意な人は「察しの悪いトーヘンボク」ということになろう。

しかし、韓国人もそうらしいが、欧米人もまた中途半端、曖昧、どっちつかずに耐えられない人たちのようだ。日本人にしてみれば目の前にあるものを「これは何々だ」と説明するようなことは煩わしいこと、不要なこと感じるが、欧米人は黙っているのは「意地悪く無視している」か「理解していない」かのどちらかと見る。そして「怒っている」にせよ「解らない」にせよ、そうはっきり言え、と迫るのである。

勿論、日本人にも韓国人や欧米人にも個人差はあるし、日本人の性格が一番いいと言っているのではない(日本人と話しているほうが気が楽なのは確かだが)。確かなことは、呉氏のような「日本にいるときは日本人のやり方、考え方をわかる努力をする」という態度なくして、異民族間・国際間の摩擦は一向になくならないであろう、ということだ。

呉氏の「もののあはれ」や神社神道の日本の古代的自然信仰との結びつきへの理解は並みの日本人以上だと思える。日本人も呉氏のように韓国文化を理解できれば良いのだが、韓国人のいわれなき反日感情を鎮めることが先決で、その為には「従軍慰安婦問題」等の誤解を学術的アプローチで冷静に議論して解いてゆくことがまず必要であろうと思う。

このレビューは参考になりましたか?
41 人中、31人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By ほ蘭人 殿堂入りレビュアー
形式:文庫
韓国は日本人にとって「近くて遠い国」とよく言われてきました。私にとっても残念ながらまさにその通りでした。マスコミの報道を目に耳にしたり様々な本を読んだりするたびになかなか理解が及ばないと感じることもたびたびでした。そんな私があらためて韓国に興味を持ったのは著者の別のある書によるものでした。そのおかげで私は韓国という隣国を改めて見つめ直すことができ、その中で「スカートの風」の存在を知りました。すぐに読みました。韓国という「遠い国」にずいぶんと近づくことができました。この「新スカート」が出てとても期待をして読みました。いろいろな面から韓国を考えることができるようになりました。これらの書で日本との今までの歴史、交流からこれからの国家間のおつきあいの展望など多くのことを学びました。言語も日本語と同系統とか。言葉は文化のエッセンスとも言います。初歩ですが韓国語にも挑戦して、より深くお国をわかりたいと思っています。今の私は言い古された言葉ですが「近いからもっと近い国」になるよう自分なりに考えていこうという気持ちでいっぱいです。
このレビューは参考になりましたか?
2 人中、2人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By 進之介 VINE™ メンバー
形式:単行本
『スカートの風』、『続〜』、『新〜』と通してに読みました。
前作の『続〜』では“いきちがい”がテーマでした。
正直なところ、列記された異質さの数々に気持ちが悪くなってしまいました。
最後に救いがあれば良かったのですが、それもなく、少し後味の悪さを感じて読了しました。
本書の『新〜』はシリーズ最後(?)となるので、なにがしかのカタルシスを期待してはいました。

本書の書かれたのが盧泰愚政権が始まり、韓国も民主化へ歩み出した頃です。
この頃の韓国関連の事件として、ロス暴動で韓国人商店が軒並み略奪されるというのがありました。
前半では、そこら辺の韓国人の受け止め方、どうしてそういった事件に至ったのかの分析がいくらかされています。
また、韓国に芽生え始めた民主政治の解説と分析といったところでしょうか。
前半のロス暴動については、背景を知っていないと判りづらいですが、ネットで検索すれば判りやすいと思います。
政治の部分では、日本とあまりに違う政治意識みたいなものが興味深かったです。

後半は日本人についての分析がされていますが、ちょっといただけない物はあります。
例えば、日本の商談において“考えておきます”=“婉曲なお断りの表現”とされていますが、それは日本人の表現と言うより、京都、大阪の人の表現です。
また、日本の社長は“皆さんのお陰で”と言い、自分がトップである事をアピールをしないといった下りもありますが、ワンマン社長が多い事を考えればそれは単なる立て前です。
そういった細かい部分での、著者の理解の浅さがどうしても目に付いてしまいます。

本シリーズでは、一貫して韓国人=白黒つけたがる/日本人=曖昧にする、といった対比が繰り返し書かれています。
しかし、そういった色分けを、儒教と神道に基づくルーツの比較等で、よりはっきりと理論を誘導する事自体が、白黒はっきりさせたがる著者の韓国人気質を図らずも表現しています。
人間の気質を、そんなにはっきりとステロタイプに分類するのは無理があるとしか思えません。

あと、内容ではないのですが、特に前半は難しい言葉遣いが多すぎて読みづらかったです。
後書きでも書かれていますが、『ワープロを使った』事と、日本語が上達した為なのでしょうけど。
一文一文が胸に響いたという点では、最初の『スカートの風』が最も良かったです。

3冊読みましたが、“続”で感じた気持ち悪さはまだカタルシスされていません。
20年も前に書かれた文章ですし、もう少し著者の本を読んでみたいです。
ちなみに、3冊とも電子書籍(PC)でも読めます。
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