御木本の一件以降、なんとなく黒崎が変わってきた印象ですが、今巻彼が榎木にあんなことやらかすのが個人的には結構衝撃でした。以前の黒崎だったら、こういうのはスマートじゃないとかなんとか言ってやりそうになかったんだけどなぁ。
それはともかく、知財詐欺のエピソードでは、土地建物と同じく著作権等の知的財産権も分割登記できることを利用した詐欺が語られます。しかしまぁ、それをやってるシロサギ会社が黒崎にも白石にもほとんど真の標的を潰すための踏み台扱いされているのが哀れというかなんというか。
この手口、権利を購入する側にとってはもちろんメリットはあるのだけど、そもそもの著作権者にはいったいどんなメリットがあるんだろう。和解金を客への配当として分けるくらいなら普通に訴訟を起こして金を一人占めする方がいいだろうに。どっちにしろ、過剰な著作権保護の行き着く先が示されているみたいで、(いい意味で)寒くなるお話でした。