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新しい神の国 (ちくま新書)
 
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新しい神の国 (ちくま新書) [新書]

古田 博司
5つ星のうち 4.3  レビューをすべて見る (14件のカスタマーレビュー)

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商品の説明

内容(「BOOK」データベースより)

岡倉天心の“アジアは一つ”から悪名高い「大東亜共栄圏」、そして近年の東アジア共同体の提唱に至るまで、長期にわたる文化伝播の歴史を背景に、「日本はアジアの一部」という考えは近代日本史の伏流となっている。しかし、その歴史意識は正しいのだろうか。大韓民国国費留学生として一九八〇年から六年間の研究生活を送り、いまは日韓両政府が主催する日韓歴史共同研究の一員でもある著者が、日本と朝鮮半島および大陸との関係を吟味・検証し、「別亜」としての日本文明圏を提唱する。

著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)

古田 博司
1953年生まれ。慶應義塾大学大学院修士課程修了(東洋史専攻)。ソウル大学大学院で韓国語教育法を学び、延世大学、漢陽大学などで日本語講師を務める。滞韓6年の後、帰国。下関市立大学を経て、筑波大学大学院人文社会科学研究科教授。著書に、『東アジアの思想風景』(岩波書店、サントリー学芸賞)、『東アジア・イデオロジーを超えて』(新書館、読売・吉野作造賞)などがある。また2006年には、論壇での活動に対し、フジサンケイグループより「正論新風賞」を贈られる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

登録情報

  • 新書: 222ページ
  • 出版社: 筑摩書房 (2007/10)
  • ISBN-10: 4480063862
  • ISBN-13: 978-4480063861
  • 発売日: 2007/10
  • 商品の寸法: 16.8 x 10.6 x 1.4 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.3  レビューをすべて見る (14件のカスタマーレビュー)
  • Amazon ベストセラー商品ランキング: 本 - 235,398位 (本のベストセラーを見る)
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57 人中、50人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
保守本流推薦 2007/10/22
形式:新書
センセーショナル題目に惹かれて思わず手を伸ばした一冊。

前半は、西洋哲学、政治思想の系譜から日本の神々の独自性を読み解く一章を皮切りに、マルクス主義者らの近代的精神の自滅、贖罪意識の根強い国内「知識人」による贖罪意識の移植を論じる。

中盤、日本文明の写実性の技巧を西洋建築から説明し、「ティーゼイション(茶化し)」、「別亜論」という本書のミソとなる部分へと読者を誘い、特定アジアと日本との伝統的隔絶性について論を進展させる。ここに至ると、我が国が東アジア圏内に包摂・区分されていることが、果たして妥当なのかという疑念が生じはじめる。

終盤、「悔恨共同体」なるかつての進歩的知識人の言葉を引き合いにし、ソヴィエト崩壊までの彼等の言論責任について述べる。あとがきのたたみかけるような文章から読んだほうが、論の趣旨を整理し易くなるのではないかと思う。

武士道をアイデンティティの担保にする保守本流・中道右派に読んでもらいたい。新たな視座が開けるのではなかろうか。文章中の語彙表現が多様で読み手の力量を要する点がやや難か。
このレビューは参考になりましたか?
34 人中、29人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By 江口哲学 トップ500レビュアー VINE™ メンバー
形式:新書|Amazonが確認した購入
著者は前著東アジア「反日」トライアングル (文春新書)で東アジアを
・ポスト近代=日本
・近代=韓国・台湾・(中国沿岸部)
・中世=中国内陸部・北朝鮮
からなる異時代国家群と称したが、その異時代国家群を異時代国家群たらしめているのは精神性の違いで、本書では
・西欧文明=現実性
・日本文明=写実性
・中華文明=虚構性
と分類している。この分析も非常に見事で、日本的「和を以て貴しとなす」が中華文明圏の人たちに通じるはずもなく、東アジア共同体などと言うものが不可能であることを納得させてくれる。
このレビューは参考になりましたか?
27 人中、23人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By 浦辺 登 VINE™ メンバー
形式:新書
 日本という国の外交手腕について、下手であるとか拙劣であるとかの批判を耳にすることがある。
 果たして、日本の外交官、外務官僚等など、それほど知識レベルが低いわけでもなく、語学堪能な方々ばかりである。ただ、国際感覚となると疑いたくなるような行為の一端を垣間みることがある。すでに過去の記憶となりつつあるペルー大使館占拠事件、瀋陽領事館における脱北者事件など、危機管理能力を疑いたくなる。
 ひとつには情報の重要性ということに対して、戦前の情報収集イコールスパイに結びつき、ひいては侵略戦争の先導役としてのスパイ及び憲兵、特別警察に結びつき、日本人自身が洗脳されているために情報収集という重要性を無視しているからだろう。
 そして、過去の歴史や文化を全て否定したことからも発生する。
 日本は悪、それ以外の国々は善と図式化されたものが現代にまで連綿と続いていることが原因でもある。

 北京政府や韓国・北朝鮮が日本を侵略国家として騒ぎ立てるのは今に始まったことではなく、大和朝廷の頃からずっと繰り返してきていることでしかない。
 その間、日本(倭)も侵略行為や略奪行為による被害をどれほど受けてきたかははかりしれない。そういった歴史を直視することなく、ほんの60年ほど前の事で謝罪を続けるのならば、いくら身があってももたない。
 テレビドラマの中で展開する宮廷の世界から美しい韓国をイメージする日本人が多いが、一握りの階級が全ての人民の生殺与奪権を持っていた朝鮮に人としての平等をもたらしたのは日本であることを日本人が知らない。
 イギリスによって人民の多くをアヘン中毒者にさせられた清国を解放する政策をとったのが日本であることを日本人が知らない。どころか、厚かましくもアヘン売買で日本は潤ったと糾弾する現代中国人まで出てくることに反論できないインテリがいるから困りものである。

 アジアに日本は位置していても日本はアジアと異なるということをそろそろ意識しても良いのではと思う。
 そして、他国の歴史や文化を知れば、日本の歴史や文化との比較から、日本という国を再考する新しい発見が生まれてくるだろう。アジアだから分かり合えるという安易な思考が悲劇をもたらしている事実を意識改革の書として満載しているものでした。
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投稿日: 2007/12/21 投稿者: 煙山
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投稿日: 2007/11/12 投稿者: 如是我聞
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投稿日: 2007/11/5 投稿者: recluse
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