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新しい環境問題の教科書 (新潮文庫)
 
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新しい環境問題の教科書 (新潮文庫) [文庫]

池田 清彦
5つ星のうち 4.5  レビューをすべて見る (4件のカスタマーレビュー)
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商品の説明

内容(「BOOK」データベースより)

「温暖化防止」の名のもとに、いまなお空前の盛り上がりを見せる環境ブーム。実際に自然界で起こっていることに目もむけず、科学的な見地も理解せず、ただ声高に異を唱える現状は、本当に正しいのだろうか。世界中を巻き込む一大ムーブメントに隠された、陰謀やウソや偽善を暴き、私たちの愁活に本質的に関わる真の環境問題を考える。話題の生物学者が提唱する、画期的な一冊。

著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)

池田 清彦
1947(昭和22)年、東京生れ。東京教育大学理学部卒業。東京都立大学大学院生物学専攻博士課程修了。山梨大学教育人間科学部教授を経て、2004(平成16)年4月より早稲田大学国際教養学部教授。構造主義生物学の地平から、多分野にわたって評論活動を行っている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

登録情報

  • 文庫: 214ページ
  • 出版社: 新潮社 (2010/11)
  • ISBN-10: 4101035253
  • ISBN-13: 978-4101035253
  • 発売日: 2010/11
  • 商品の寸法: 15.4 x 10.6 x 1 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.5  レビューをすべて見る (4件のカスタマーレビュー)
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2 人中、2人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
新しい見方 2012/2/6
By ted
読んでいて気持ちのいい本です。気持ちがスッキリしました。世の中の大義が必ずしも正義でない事があると教えてくれます。私はこの方面の全くの初学者で、実を言うと教科書というタイトルに惹かれ購入したのですが、新しいという言葉を見落としていました。バランスの取れた知識を求めるなら この本のみでは片手落ちです。
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13 人中、10人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By これでいいのだ トップ500レビュアー
 養老孟司氏との2冊の共著『ほんとうの環境問題』『正義で地球は救えない』の著者の担当部分それぞれを大幅加筆して1冊にまとめた新編集の文庫。評者は共著2冊も読んでいるが、著者の発言は共著の時点ではどこか断片的、または「トピックス重視」的だったのが、1冊に合本して加筆されたことで、論理の筋が一段と明瞭に見えてきた。「焼き直し」を読まされた、とは思いにくい出来上がりだ。

 テーマは大きく分けて、地球温暖化と生物多様性の二つ。温暖化に向けては自然科学、政策、社会心理などのあらゆる側面についてほとんど全否定に近く、生物多様性についても、環境省が標榜する「外来種の排除」や「昆虫養殖の否定」などを批判する。現在または過去の特定の一時点の状況をベストと考え、その保全またはそこへの回帰を理念に掲げる「環境原理主義」に対する指弾も忘れない。「文庫のためのやや長いあとがき」では、2009年に発覚した「クライメートゲート」事件について要領良く紹介して、ニュース性も持たせている。楽しい読本となった。

 しかし、これだけシャープな本を上梓しても著者に大人気が集まらず、むしろ感情的に反発する人が多いのは、なぜか。温暖化問題に向けては、著者が狭い意味での専門家ではないからか、あるいは時折筆が走って「アホ」「ペテン」などと書いてしまうからか、あるいは著書の物言いが「自信満々」に過ぎて鼻につくのだろうか。

 
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9 人中、7人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By vatmideo トップ500レビュアー
いつものように、鋭い視点でありますが、言いっぱなし。しかし私には正論と思える指摘が多くありました。ただ数値等の裏付けのあるものとそうでないものとは、自分自身で判断しなくてはなりません。きちんとした検証は他人任せということでしょうか。
環境問題に関する報道も検証や裏付けをせずに流されていて、それを「みんなの意見」と感じた国民が「自分の意見」と勘違いして「雰囲気」が形成されています。そういった意味では本書は、メディアリテラシーの教科書ともいえます。
IPCCに関するクライメートゲート事件というのは初めて知りました。こういった重要なことが報道されないというのも困ったものです。
もっとも世界中で一種のテロと問題視されたウィキリークスを単なる曝露サイトとかたずけてしまい、海○蔵を報道している日本のマスコミに期待するのは無理なのでしょうか。
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