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新しい消費者行動
 
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新しい消費者行動 [単行本]

清水 聡
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商品の説明

ブックレビュー社

消費者行動研究を体系化し,行動論とマーケティング統計の融合をも目指した意欲的研究
消費は「個」の時代と言われる。消費者をマスでとらえる従来のマーケティング手法は明らかに壁にぶつかっており,個々の消費者の購買動向分析に基づく精緻なマーケティング手法が求められている。しかし,消費者の購買意思決定に至るプロセスを追った従来の消費者行動研究が無意味になったわけではないと筆者は言う。むしろ,最新の統計的マーケティング手法を理論としての消費者行動論にフィードバックさせるアプローチこそが必要になっているのだと。

実際,POS(販売時点情報管理システム)データやスキャン・パネルデータ処理の急速な進歩によって,以前に比べ消費者の行動データははるかに容易に入手できるようになっている。一方で,行動論の方は,心理学,社会学,経済学など様々な学問領域から異なるアプローチで追究されてきた結果,百花繚乱ではあるが「包括理論」がないという状態が続いてきた。限界はあるが,従来の理論を体系化し最新の統計技術との融合を試みた点で,貴重な一冊と言える。 (ブックレビュー社)
(Copyright©2000 ブックレビュー社.All rights reserved.)

内容(「BOOK」データベースより)

本書は、消費者行動研究の歴史的流れと現在の状況、そしてその分析手法について、主に消費者の意思決定プロセスとの関連でまとめたものである。

登録情報

  • 単行本: 231ページ
  • 出版社: 千倉書房 (1999/05)
  • ISBN-10: 4805107634
  • ISBN-13: 978-4805107638
  • 発売日: 1999/05
  • 商品の寸法: 21.2 x 15.4 x 2.4 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 5.0  レビューをすべて見る (2件のカスタマーレビュー)
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8 人中、7人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By akiaki
形式:単行本
消費者行動研究は、マーケティングにとって重要な位置にある。なぜなら、その時代ごとにマーケティングに対して大きな貢献をしてきたからである。特に、消費者の購買行動を包括的に説明する消費者行動モデル、消費者情報処理理論はマーケティングに大きなインパクトを与えたように思われる。その結果、消費者の欲望のダイナミクス性が指摘されるようになり、こうした欲望をどのように考えるべきかが、現在のマーケティングで大きな課題となっている。消費者行動研究は、こうした課題に挑戦すべき重要な領域と考えられる。

本書は、消費者行動研究の歴史をまとめた書が少ない現実がある中、これを実現させた書であり、消費者行動研究の歴史がとてもわかりやすく理解できる良書である。本書は、消費者行動!研究がどのような歴史を辿りマーケティングにどのような貢献をしてきたのかを詳細にレビューしている。そして、著者なりの視点から、消費者行動の新たな包括モデルを提示するに至る。また、消費者行動研究に用いられるマーケティングサイエンスモデルの紹介を行っている。消費者行動研究では、得てしてポストモダンに傾倒していく方が多い中、本書は、これを避けた議論が展開されている点も評価できる。

しかし、包括モデルの提示に関して、既存の包括モデルとの差異が明示的に明らかにされていないのが残念である。また、現代マーケティングにおいて重要な課題となっている欲望のダイナミクス性に関する問題に踏み込んでいない。マーケティングに貢献してきた消費者行動として、今後の展開が楽しみである。

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9 人中、5人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:単行本
消費者行動論といわゆるデータマイニングは似て非なるものでありそのため、互いの交流が促進されない面もある。この書は学際を超え両者を包括的に取り込みながら諸理論のレファレンスを試みている点で、消費者行動を学ぶ上での基礎的参考書としては良書といえるのではないか。
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