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断章のグリム〈11〉いばら姫〈下〉 (電撃文庫)
 
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断章のグリム〈11〉いばら姫〈下〉 (電撃文庫) [文庫]

甲田 学人 , 三日月 かける
5つ星のうち 4.6  レビューをすべて見る (5件のカスタマーレビュー)
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商品の説明

内容(「BOOK」データベースより)

「…し…白野さん?雪乃さん!?」真っ黒に焦げたドアと壁と天井。ひっくり返って破壊された棚。床はガラス片の混じった水で水浸し。庭に出されていた田上颯姫は、恐る恐る戻ってきた居間の前で立ち尽くす。床に凄惨な血溜まりと、ずーっと廊下の向こうへと続く人間を引きずったような血の痕が残る、誰もいない返事もない居間の前で―。始まりは『生まれ変わりの子供』の話を真喜多莉緒が母親に話したことだった。異形化した母親と荒んでいく家族関係、そして閉ざされた真喜多邸。雪乃たちを助けにきたはずの蒼衣も隔離され、惨劇は予想以上に拡がっていく。抗える者が減っていく中、雪乃の身体に異変が―。悪夢の幻想新奇譚、第十一幕。

著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)

甲田 学人
1977年、岡山生まれ。二松学舎大学卒(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

登録情報

  • 文庫: 297ページ
  • 出版社: アスキーメディアワークス (2009/8/10)
  • ISBN-10: 4048679392
  • ISBN-13: 978-4048679398
  • 発売日: 2009/8/10
  • 商品の寸法: 15 x 10.6 x 2 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.6  レビューをすべて見る (5件のカスタマーレビュー)
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非常に痛い! 2009/8/17
By Eclipse
形式:文庫
今回、蒼衣も雪乃もそして颯姫も、これまでのシリーズで最も痛い目にあっています(肉体的にも、精神的にも)。
他の登場人物たちもかなり酷い状態、事件は解決しますが決してハッピーエンドではありません(もっともこのシリーズでハッピーエンドは有り得ませんが)。

その中にあって、『葬儀屋』の能力の異常さが際立ちます。
あの2人は、本当に「生きている」と言えるのかどうか…。
また、「人魚姫」の時の様に、混沌とした事件を生き残った莉緒。
彼女も、今後の事件で再び登場するかも…?

まだまだ、期待と謎を含ませて物語は続く様です。
次回作にも期待しましょう。
このレビューは参考になりましたか?
形式:文庫
絶対に死なないと言う〈異端〉の襲撃や前巻の最後に出てきた謎の人物の話など、いろんな意味で大変な、いばら姫の泡禍の話の後半編。いばら姫の泡禍の意味が分かるのはともかく、久しぶりにある人物達が再登場したり、今巻最後辺りのなにやら次の話に絡んできそうな〔彼女〕のマキシマムブっ飛んだ話などある意味、今巻は後の物語の布石な巻なのかなと言うのがおもな感想です。
このレビューは参考になりましたか?
1 人中、0人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
映画化可能 2009/8/30
形式:文庫
読みながら、これは映画にできる、と何度も思いました。
三一致の法則というんですか、同じとき、同じ場所、同じ人物、の条件を満たしているんです。
わずか一昼夜のできごとで、閉じ込められた家の中で、閉じ込められた人々の身に降りかかる災厄。
多々ある血みどろの場面も、映像化しやすそうです。
もっとも、実際に映画にしたら、よほどの監督でない限り、「13日の金曜日」の日本版、B級どころかC級スプラッタムービーにしかならないでしょう。
この小説のぞくぞくする血の味わいは、やはり小説独自のものかもしれません。
そうそう、今回は、これまでにも増してスプラッタシーンがものすごいです。気の弱い方は、くれぐれも近寄りませんように。

さて、少々不満だったのは、ラストの解き明かしです。
「いばら姫」とこの事件がどう結びつくのか。いつも楽しみにしている部分です。
残念ながら、今回はすんなりとは納得できませんでした。
少々込み入りすぎているせいかもしれません。
スパッと一刀両断に「いばら姫」と事件を結びつけてもらえれば、しろうとにも「あー、なるほど」とうなずけるのですが。
ただ、そこに至るまでの貯金が大きくて、マイナス分は相殺して余りあります。
星5つです。

なお、蛇足ですが。
このシリーズのナンバーはギリシャ数字になっています。
すでに本巻で11になって、わかりにくいというのもあるんですが、これから先、どんどん横に長くなっていくんですね。
XII、XIII、XIV・・・と。
本の背に印刷しきれるんでしょうか。
まさか、印刷できないという理由で、シリーズ打ち切りとなったりはしないでしょうね、電撃文庫さん?
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