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「それが歴史的にあるいはクトゥルー的に「正しい」かどうか、なんてことはどうでもよろしい。
むしろ積極的に間違っているくらいのほうがいい」
などと、あとがきで放言している事もさすがというか何というか。
その勢いのまま、書き連ねただけあって、熱く、そして燃える一作になったかと。
これ読むと、本編のゲームをプレイしたくなるなぁ。
知らない人は、ゲームをプレイして、あるいは小説版の前作までを読んで、そのことを知った上でこの本を読むことで、デモンベインの世界をさらに深いものにできるはずだ。というより、ぜひともそうしてほしい。覇道鋼造が何者で何を背負って悪と戦うのかとか、今回の怨敵であるダークネス・ドーンの首領のゲーム版とのつながりなど、更には脇役と思っていた人物にさえ重要な役回りが用意されている。これらは、やはりゲームか小説を読まないとわかりにくいと思う。
知っていることで、謀られた運命の上で生き足掻くキャラクターたちの力強さや苦悩なども楽しめるのではないだろうか。
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