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52 人中、50人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
まとめ読みには最適です。,
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レビュー対象商品: 斜陽・人間失格・桜桃・走れメロス 外七篇 (文春文庫) (文庫)
太宰治の作品をまとめて読みたい人に向いていると思います。他社の文庫だと掲載されている作品の数が少ないのに比べてこの文春文庫では、総ページが550ページを超えるほど盛りだくさんです。掲載順に作品を挙げると、「斜陽」「人間失格」「ダス・ゲマイネ」「満願」「富嶽百景」「葉桜と魔笛」「駆込み訴え」「走れメロス」「トカトントン」「ヴィヨンの妻」「桜桃」です。 全十一作品に加え、詳細な年譜が巻末に添えられ、言葉の意味についても随所に解説がなされており、文字もわりと大きめなので読み進めていく内に集中力が切れるということがありません。 もちろん、太宰の文章構成力のなせる技が一番大きいのですが、チェーホフやヴィヨンの生きた時代を欄外に小さな解説記事のようにして盛込むことにより、一層内容の理解を深めることができる仕掛けになっていて、編集者の工夫の跡が感じられます。
7 人中、7人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 4.0
お得な本,
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レビュー対象商品: 斜陽・人間失格・桜桃・走れメロス 外七篇 (文春文庫) (文庫)
小さい頃に「斜陽」を読んで以来、スープをすくって、体を前へとかがめずに、ひらっと口元に持ってきて、スマートに飲むというイメージに憧れを抱いた。その技術を身につけるのに実に五年もの月日が必要だったのだが、おかげでうちの両親に「気取って飯を食うんじゃない」などと言われる始末。 そのおかげでナイーブな自分はまた太宰治の短編集を繰り返し呼んでしまったりする。 気分は「生まれて、すみません」そのもの。 たかがスープと言われれば、確かにそうだけれど。 さて本短編集だが、太宰治という人がどういう書き手だったのかをもれなく把握することができる、極めてお得な本になっていると言える。 「斜陽」と「走れメロス」と「人間失格」という、太宰の代表作・有名作をカバーできる本書は、なかなかお得なのではないだろうか。
6 人中、6人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
日本人の必読書,
By ちょっと右より (ワシントン) - レビューをすべて見る
レビュー対象商品: 斜陽・人間失格・桜桃・走れメロス 外七篇 (文春文庫) (文庫)
この文庫は大バーゲンです。代表作『人間失格』は自分自身が嫌いな方にぜひ読んでいただきたいと思います。自分を理解し、好きになるまではいかないかもしれませんが、許すことくらいはできるようになると思います。タイトル作の『斜陽』は、30代後半の私はノスタルジーが美しい作品として読みましたが、平成生まれの若い方達にも近代日本の心を理解するために、ぜひ読んでいただきたいと思います。他の作品もすべて読む価値ありです。
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