現代のように、あれこれ便利なキッチンやスーパーマーケットはないけれど、その代わりに繊細な感性と豊かな知恵に溢れていた江戸時代の台所が想像できます。
調味料は砂糖、塩、酢、醤油、味噌、酒、それとだし汁を用いるくらいで、当時はそんなに沢山の調理道具もなかったはず。
これはきっと昨今の節電対策に一役買うだろう…と思い、この本を選びました。
本当は写真と解説の入った2001年社の「江戸料理百選」が欲しかったのですが、何しろ高額でしたのでこちらを購入しました。
この本には「豆腐百珍」「玉子百珍」など10冊の江戸時代のグルメ本から、840種類ものレシピが紹介されています。
魚なんかは意外といろいろな種類を食べていたみたい…とか、冷たい料理は一体どうやって冷やしていたんだろうか?なんて当時に思いを馳せるのにピッタリと思います。
ところどころに当時の煮炊きの様子の挿絵があるのも嬉しいです。
難点は、レシピが歴史的仮名遣いのままなので、本を見ながら気軽にクッキングとはいかないところでしょうか。