CIAとは料理についての「科学」「数学」「サービス」そして何より「プロ意識」を教えてくれる学校である。
ジャーナリストの著者が、特別に許可を得て生徒としてCIAに入学し、その授業を体験する。
ただ小手先に体験するのではなく、基礎コースから始まり最後は実際に料理人として
CIA内のレストランで料理を作るまでの道のりをドキュメントする。
著者の料理に対する見方の変化や、料理人を目指す仲間達、
そして個性的な教授陣に至るまで事細かに描写され、
読んでいると自分がCIAのキッチンに立っているような気がしてくる。
指導シェフの一人の「料理人は何があってもキッチンに辿りつく。料理人とはそういうものなんだ。それは、「技術」よりも「知識」よりも大事なことだ。」
という言葉が印象に残った。
料理人に限らず、何らかの道で「プロ」を目指す人にお勧めである。