取り上げているのは、石塚晴久(共立メンテナンス)、光岡進(光岡自動車)、香取眞恵子(やさしい手)、戸高修(シーアイエス)、三木谷浩史(楽天)、西山知義(レインズインターナショナル)、高橋忠仁(PALTEK)など24名。各人を強烈なハングリー精神をもつ個性派、新しい価値を生み出そうとする者、自然体で流れに身をまかせる者、人がうらやむ地位を捨てた元エリート、自分流を貫く者の5つのタイプに分けて紹介している。
越智直正(ダン)の12年に及ぶ「真っ暗」な でっち奉公時代、藤村哲哉(ギャガ・コミュニケーションズ)の重い小児ぜんそくとその療養のために山寺で生活した思春期の体験、自らが配船した木材船が暴風で沈没したという商社時代の石橋博良(ウェザーニューズ)の体験など、著者が映し出すそれぞれの「原点」は圧巻である。各人の存在感を「自然児」「古武士の風格」「一見呑気風なお母さん」「都会の狼」「アナーキーでとぼけた冒険家」などと評するのもおもしろい。起業家たちの意志と濃密な生が本書に充満している。(棚上 勉)
(弁護士 木村晋介)
(日経ベンチャー 2002/12/01 Copyright2001 日経BP企画..All rights reserved.)
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7 人中、6人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 4.0
個人が自由に生きるための参考書,
By
レビュー対象商品: 斎藤貴男 起業家に会いにゆく (単行本)
単なる起業家たちの評伝集に終わることなく、彼らの生い立ちから生き方、考え方に鋭く迫ることで、閉塞感の強い日本社会の中で、個人一人一人が自由に生きるためのモデルを提示しているように思えた。起業家志望者だけでなく、ぜひ多くの人に読んでもらいたい本だ。
8 人中、6人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
特にこんな時代には必読書,
By カスタマー
レビュー対象商品: 斎藤貴男 起業家に会いにゆく (単行本)
読んでゐて、人間の可能性を信じることができるやうになるルポ。元が雑誌の連載といふことで、記述が足りないきらひはあるものの、良書。 採り上げた各々の起業家たちの哲学がうまく語られてゐる。
5つ星のうち 5.0
優。,
By あお (岡山) - レビューをすべて見る
レビュー対象商品: 斎藤貴男 起業家に会いにゆく (単行本)
題名どおり。インタビューのポイントがおさえられていて秀逸。
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