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22 人中、19人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 3.0
実際に・・・,
By
レビュー対象商品: 斉藤さん 1 (オフィスユーコミックス) (コミック)
斉藤さんが、怒っているのと同じようなことで、怒った経験がある人はたくさんいるはずだ。でも、相手が怖かったり、もめるのがうっとうしくて、見てみぬふりをしてしまっているのが現状だろう。斉藤さんが怒っていることは、何も彼女一人の基準で事の良し悪しを判断してのことではない。どう見ても明らかに、くっきりはっきり悪いやん、迷惑やん、と断言できることばかりだ。だれがどうみたって悪いと思えることでも、注意できなくて悔しい思いをし、一方で自分のふがいなさに歯噛みしている大人は山ほどいる。子供たちには、悪いことや人に迷惑をかけることが当たり前ではないまっとうな世の中に暮らしていけるようにしてやりたいと思う。漫画だから、現実よりうまく行き過ぎる点もあるかもしれないけれど、でも、まじめにふつうに暮らしていきたい、と日々願っているものにとっては、斉藤さんの願いは、自分の願いと重なると思う。
50 人中、38人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 4.0
良薬口に苦し,
By タカニシ (大阪府) - レビューをすべて見る
レビュー対象商品: 斉藤さん 1 (オフィスユーコミックス) (コミック)
悪いこと・理不尽なこと・マナー違反を目にするとその都度きちっと物を言い、孤立やトラブルにもひるまない一児の母・斉藤さんと、その影響を次第に受ける友人たちの奮闘を描いた作品。 はっきり言って、絵はあまり上手くない。護身術の上達が早過ぎる点やネット検索で 「偶然」高校生の悪巧みを事前に察知する点など、ご都合主義も目に付く。 肝心のテーマ「悪いことは悪いと大人がしっかり言えないでどうする!」も掘り下げは浅い。 例えば、もし斉藤さんの子供が幼稚園児でなく高校生で、もめた相手が不良高校生でなく暴力団で、 報復手段が幼稚園への嫌がらせでなく子供の同級生への無差別レイプだったら? それでも斉藤さんは「悪いことは悪い」と言い続けられるか? 斉藤さんは本当にいとも容易く「悪いことは悪い」と言っているのか? 自分や子供の孤立を巡る葛藤やためらいはないのか? 作中では斉藤さん=ヒーロー、彼女にあこがれる友人の真野さん=凡人、 そのほかのお母さん方=これまた凡人という描かれ方だが、 強い人が強く振舞うのと、弱い人が強くなろうとするのと、本当に勇敢なのはどちらの生き方なのか? そういった多々の疑問は残るが、それでも斉藤さんの生き方は痛快で、読むたびに胸がすく。 そして自分も見習わなければとつくづく思う。これからの世界を担う子供たちの為に。
5つ星のうち 5.0
素直に楽しめる,
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レビュー対象商品: 斉藤さん 1 (オフィスユーコミックス) (コミック)
子どもに限ったことではないが、言われないと気がつかないことはあるし、そのまま大人になったような人間も公衆の中に大勢見受ける。何か言った方がよいと思っても、最近の風潮もあって言わず終いになる収まりの悪さを、代わって吹き飛ばしてくれる爽快感が本書の魅力だ。主人公のように振る舞おうなどとは思わないだろうし、読んでそれぞれの立場で少し考える機会を得られればよいだろう。世の中すべてがこのようになればたしかに怖いが、孤軍奮闘しているから面白いのだと思う。
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