統計学を勉強することになった,まったくの初心者です。立て続けに数冊の書籍を読みましたが,この本が1冊目でした。ズバリ!この本に最初に出会って本当によかったと思います。その理由は,後に読む本読む本がすべて,この本に戻って確認をさせるからです。つまり,この『文系のための…』が最も分かりやすく丁寧である(いま現在のところ)ということです。具体的には,紹介されているさまざまな統計手法が持つそれぞれの「意義・役割・機能」が,何であるか詳細に解説している点にあると思います。私が読んだ2冊目以降の書物には不足している「読み手を分からせようとしている丁寧さ」がこの本にはあります。1500円程度なら,他の2〜3千円する著者の執筆練習本のような稚拙な書物より,はるかに費用対効果のある書籍です。