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文章読本 (中公文庫)
 
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文章読本 (中公文庫) [文庫]

丸谷 才一
5つ星のうち 4.6  レビューをすべて見る (9件のカスタマーレビュー)
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商品の説明

内容(「BOOK」データベースより)

当代の最適任者が、多彩な名文を実例に引きながら、豊かな蓄積と深い洞察によって文章の本質を明らかにし、作文のコツを具体的に説く。最も正統的で最も実際的な文章読本。

登録情報

  • 文庫: 395ページ
  • 出版社: 中央公論社; 改版 (1995/11)
  • ISBN-10: 4122024668
  • ISBN-13: 978-4122024663
  • 発売日: 1995/11
  • 商品の寸法: 15 x 11 x 2 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.6  レビューをすべて見る (9件のカスタマーレビュー)
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45 人中、40人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
扇の要 2003/11/20
形式:文庫
 丸谷才一の本を読むたびに、この人の正体は何だろうと思うことがあります。小説家?評論家?ジョイス学者?雑文家?多分、正体は10年に1冊の長編小説しか書かない小説家というのが正しいのだろうけれど、もちろん力点は小説家においています。少ししか小説を書かない小説家、そうなった理由はこの「文章読本」を読めばわかるような気がします。

 もともと、芸の限りをつくして趣向を凝らした面白い作品を書くことを信条にしている小説家ですが、ある時、現在の日本がそういった作品を書き続ける環境にないことに気がついた。自分の作品を味わって、面白がってくれる読者層の薄さ。小説家にとって、信頼のできる読者をイメージできないのは致命的なことです。そこで彼は考えた、「小説を書く前にしなければならないことがある!」(と、私は想像しているのです。半分はあたっていると思います。)
 その結果、書かれたのがこの「文章読本」。そして上質な文章の見本帳として生産されているのが「雑文集」。

 以上の予備知識をもって、「文章読本」を読むと面白さが倍増します。私自身は「ちょっと気取って書け」というアドバイスに目からウロコがボロボロッと落ちました。「ああ、なるほど」と思い、それ以降、文章の幅が広がりました。それに、褒め上手なところも参考になります。まあ、文章の有段者を目指す人には必読書といったところですかな。
 
 

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32 人中、28人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
バイブル 2007/2/10
By 黄亀
形式:文庫
「あの文章読本」と言われるほど有名な本。この一冊を読んで文章がいくらか上手くなる、という種類の本ではないが、バイブルのように金言に満ちた本。

基本的には勉強法の本。役立つテクニックも載っているが、あくまでも文章とはどういう物でどう付き合っていくべきかを教えた本だと思う。学び方を知らずに学ぼうとすることの怖さを、知っている人が読めば良い。将棋でも定石を覚え始めると一時的に弱くなると言われるが、似た傾向はこの本にもあるのではないか。

結局は「名文をたくさん読みなさい」という教えに帰結するのだが、手本として引用されている名文の技には舌を巻くばかり。そういう文章を真似るところから修行は始まるのだ、と先生は言う。個性とかオリジナルなんてものは、模倣を続けた後に自然と出来上がるものなのだ、と。

そうした名文を横において解説されていく文章論。名文からこうやって学んでいくのだよ、と先生は学び方の手本を見せ、名文から文章の基本を指南する。その教えを疑う人は丸谷才一のエッセイを先に読んでも良い。この人が稀代の名文家であることはすぐに分かるだろうし、こんなに面白いエッセイがあったのかと喜んでもらえると思う。

ただし、著者のポリシーを貫いて歴史的仮名遣いになっている。「かうもり」をコウモリと読める人ならまず問題ない。表記法が古いだけで、文章は新聞記事よりも平易だ。手本として引かれた名文の中には古文もあるが、古典の名文とつながりを持てるのはこの本の売りでもある。
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2 人中、2人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
酒肴に 2008/6/5
By taki
形式:文庫
この本はおもしろい。味があります。なんど読んでも味がある
するめのような本です。

名文を読むこと、達意(相手に伝わる文)ということ、そして
書くに値するものを持つこと・・・などが、豊富な引用文とともに
解説されていて、考えさせられます。

わたしは絵が好きなので特に、イメージと論理の章が興味深かった。
イメージ(描写文)は上手に使うと強い印象を与えるが、下手に使うと
曖昧な意味になってしまい、文章が論理的に成立しにくいという解説です。

それでは、描写文でなく小説の挿絵でも、文章を補う力になれるのが
挿絵として上手い絵であり、文意に添う何かを伝えることが著者の言葉を
換言するなら、描くに値すること、なのかなと思いました。

なんども読み返したい本です。
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投稿日: 21日前 投稿者: 魏
丸谷氏厳選60編以上の名文を教科書に 「文章」と真摯に向き合う為の必読書
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投稿日: 15か月前 投稿者: はら☆つづみ
現代文だけにしたほうがいい
古典は、現代文の基である。だが、現代人には遠きにありて思うものかもしれぬ。歴史的仮名遣いを捨てようとしない丸谷氏には、古典も口語体の文章にも差はないのであろう。<... 続きを読む
投稿日: 2010/1/30 投稿者: el siglo XXI
谷崎のは基本書、本書は判例集
 谷崎の「文章読本」と本書の違いを法律書に例えるなら、谷崎のは基本書、本書は判例集といったところか。... 続きを読む
投稿日: 2007/11/25 投稿者: どろがめ
やや強引な持論が見受けられる
確かに丸谷氏の文章論は括目すべき点が多い。... 続きを読む
投稿日: 2004/7/4 投稿者: 生姜焼き
単なる文章の本ではない
谷崎潤一郎氏の『文章読本』も、
文章の書き方にテーマを置きながら、... 続きを読む
投稿日: 2002/9/28 投稿者: ねこ
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