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文章読本 (中公文庫)
 
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文章読本 (中公文庫) [文庫]

三島 由紀夫
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登録情報

  • 文庫: 236ページ
  • 出版社: 中央公論社; 改版 (1995/12)
  • ISBN-10: 4122024889
  • ISBN-13: 978-4122024885
  • 発売日: 1995/12
  • 商品の寸法: 15.4 x 10.6 x 1.2 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.4  レビューをすべて見る (13件のカスタマーレビュー)
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26 人中、25人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
文章図鑑 2006/6/9
By 檸檬 トップ1000レビュアー
形式:文庫
谷崎潤一郎氏の有名な同名異本が、書く側からの文章技巧に主眼を置いたに対して、こちらは文章を「読むため本」という意味で題名に忠実な作品かと思える。あくまでも主題は「書く事」ではなく、「精読者」への誘いなのである。日本語が古から持つ得手・不得手、構造的な解析に始まり、森鴎外と泉鏡花を近代日本文学の際立った両極の文体の持ち主と定義して、そこから長篇と短篇、カテゴリー、そして文章技巧へと解説する流れは、森から林へ、そして一本の木を辿るように体系的で非常に読みやすく解りやすい。

引用されている文学作品の例文が豊富で、川端康成氏の「掌の小説」から「夏の靴」が全文紹介されるなど、まるで「文章図鑑」のようでもある。また、作家自身の個性が際立った文体に着目して載せている事も見逃せない。このように本作は、極論すれば、文章読本の名を借りた「作家論」でもあり、近代文学を楽しむための良質なガイドブックの性格を持ち合わせた優れた評論ではないかと思います。オススメ。
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35 人中、33人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By カスタマー
形式:文庫
三島の文章が大好きで読んでみました。彼が本書で挙げている文章の名人は、なんと森鴎外と泉鏡花(後者はもちろん納得)。その理由は読んでみてよくわかりました。鴎外は漢文の影響を受けた簡潔な文体が特徴。三島とは対照的なスタイルに思いましたが、「間」が命なのは同じなのですね。この10年間、この本に書かれたエッセンスが頭から離れません。
このレビューは参考になりましたか?
26 人中、24人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By 1100
形式:文庫
 本書には文章の書き方のテクニックといったものはほとんど書かれていません。この本は、小説、戯曲、評論、といった様々なジャンルの文章をとりあげて、その文章の「味」を解説していこうとするものです。  

 三島はこの本のなかで、森鴎外や志賀直哉といった簡潔・明晰な文章は、しろうとには最もその味がわかりにくい、といっています。こういう文章は、料理でいえば美食家のような人でないと その味はわからないのでしょう。私も、いろいろな文章をよんで、舌を十分に訓練してから、もう一度これらの名文をじっくりと味わってみたいと思います。

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最近のカスタマーレビュー
文章の本、小説についての本ではない
三島はそれほど好きではないが、この本は面白かった。泉鏡花と森鴎外に比べると三島は中途半端な文章に思えてしまったので、この二人を推したのは勇気があると感じた。続きを読む
投稿日: 15日前 投稿者: EM
三島文学の真髄が垣間見える
三島由紀夫の絢爛たる文体が、実は森鴎外の簡潔明瞭な文体を基礎に構築されているという事を知って驚いた。... 続きを読む
投稿日: 23日前 投稿者: deadlyfriend
やはり、しつこく、虚勢みたいに、はきだす言葉は、
 太宰治と三島由紀夫。
 三島由紀夫は、この本の中で、鴎外の文章を賞賛している。なぜ、鴎外の文章は、優れているのか?... 続きを読む
投稿日: 2008/10/16 投稿者: 燈台守の卵
気品と格調、完成と未完成
「デザインに於ては、付け加えるものが何も無くなつた時ではなく、むしろ何も取り去るものが無くなつた時が「完成」である。」... 続きを読む
投稿日: 2006/9/14 投稿者: BAR WORLD
凡人が三島由紀夫になり得るか。
三島由紀夫の美しい文章は多くの読者の憧れ。

自分もああいう風に文章を書きたいと誰もが思う。... 続きを読む
投稿日: 2006/9/13 投稿者: gibs
星一つぶんの不満
 この本を読んですでに30年近い歳月が過ぎた。それでも本書の言葉やイメージが忘れられないでいる。... 続きを読む
投稿日: 2005/5/9 投稿者: renqing
美文
三島由紀夫の小説は、一文一文、彼独特の感覚で
複雑で分かりにくいことも多いけれども、それゆえ詩的で美文。... 続きを読む
投稿日: 2004/11/13 投稿者: 美月おりな
作家になりたい人が多いけれど
若い方では作家になりたいと言う方が多いですが、文章の技巧を磨くことと同じくらい自分の書くものに、またはたくさんの作家の本に接する態度、それらに対しての考え方と言う... 続きを読む
投稿日: 2004/7/14 投稿者: "ある意味王様"
好著です
文学とは何かについてよくつかめていない人にオススメです。
日本の文学、海外の文学の違いなどが触れられています
投稿日: 2003/12/2
文章とは!!
文章読本というより、小説の書き方のススメであるような感がした。本書に、良い文章例を挙げ、その良いポイントを三島氏が解説している。その解説のポイントを読み取ることが... 続きを読む
投稿日: 2002/9/9 投稿者: takemaru0206
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