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40 人中、38人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
400字の作文が輝くには,
By くり (東京都稲城市) - レビューをすべて見る
レビュー対象商品: 文章表現400字からのレッスン (ちくま学芸文庫) (文庫)
名文の定義をこれほど明解に言った人はいないかもしれない、「自分にしかかけないことを、誰にも分かりやすく書く」。では悪文とは「誰にでも書けることを分かりにくく書く」ことに他ならない。 この意味で、いい文章を書くにはどうするかについて、著者は大学で学生に教えた実例をもって詳しく説明しています。それは自分の思い、イメージをだいじにし、メモをとりながら熟成させる方法であり、文体までもが内容が自然に決めてゆくという。決して惰性で書かない。原稿用紙一枚の作文がこれほど輝くのはそのためでしょうか。著者の他の類書、「中高年のための文章読本」もお勧めします。 文達者な(自分でそう思い込んでいる)人がいかにこの意味で、悪文を書くことになるか自分も含めて大反省させられます。いままでいろいろな本で読んだ文章修行法、例えば、文豪の文書を自分で書き写すだの、多読で名文のリズムをつかむ、は何かむなしく感じるようになりました。
12 人中、11人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 2.0
文章を書くのが苦手な人には向きません,
By
レビュー対象商品: 文章表現400字からのレッスン (ちくま学芸文庫) (文庫)
著者は、大学で学生に文章指導をしていて、この本のなかで、学生が書いた400字の作品を講評するというかたちで、文章の書き方を説明している。その作品は、ほとんど国文科の学生の作品で、例題は、”子供のころの最初の記憶”、”コップの水”などで、抽象的な題材で書くのが難しそうなのに、小説家顔負けのこなれた文章が挙げられている。この本は小説家を志してるような人向けの本だと思います。ビジネス文書のイロハを知りたい方やブログで人を楽しませるようなちょっとこなれた文章を書きたいという方には向きません。”400字からのレッスン”という本のタイトルから、文章を書くのが苦手な初心者向けの本と思いましたが全く違いました。
19 人中、16人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
書くことは本来楽しい,
By Summer Dolphin (千葉県) - レビューをすべて見る
レビュー対象商品: 文章表現400字からのレッスン (ちくま学芸文庫) (文庫)
「自分にしか書けないことを、誰にでもわかるように書く」というのが、筆者の考える「よい文章」だという。 壮大なテーマ、わかりやすい受け売りの言葉から出発せず、 自分の内面から出てきた「ことばの断片」を礎として、 断片と断片を組み合わせて文章を組み立てていくことで、 「自分だけの文章」が出来る。 文章表現を自己表現の一手段として捉え、 文字通り「文章を楽しむ」ことを説いた本。 筆者は大学の講義を元に作成しており、 例文の大半は学生の作品。 そこに親近感を抱く一方、 こちらを引き込むような文章が多いのに驚く。 文章を書くことを通して、人は変われる。 そんな気を起こさせてくれた一冊だった。
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