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18 人中、17人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 4.0
前作と主張は同じ,
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レビュー対象商品: 文章のみがき方 (岩波新書) (新書)
本書は、1975年から1983年に渡り、朝日新聞の「天声人語」を執筆してきた元記者による、文章の書き方の手引きである。
単なる技術論の本ではない。「三島由紀夫から江國香織」にいたるまで、古今の作家の文章を引用し、著者の考え方を交えながら、わかりやすい文章を書くための心構えを説く。 書いてある内容は、 ・ 幅広く、多くの読書を心がける ・ 感性を磨く ・ やさしい文章を書く ・ 毎日書く など、一見当たり前のことが書かれているように思われる。しかし、当たり前のことを実践することこそ、文章上達の秘訣だと我々に教えてくれる。 前著「文章の書き方」の後続にあたり、引用する著者に変化は見られるが、著者の主張は変わらない。 個人的には、どちらか一方を読めば足りると感じた。
4 人中、4人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
わかりやすく、自分の言葉で、自分の思いを,
By mshun (東京都) - レビューをすべて見る
レビュー対象商品: 文章のみがき方 (岩波新書) (新書)
著者の主張は、井上ひさしの次の言葉に尽きる。 作文の秘訣を一言でいえば、自分にしか書けないことを、 だれにもわかる文章で書くということだけなんですね。 本書においてはこの姿勢が貫かれている。 必要以上に難解な文章、だらだらと冗長な文章、 へんに虚飾めいた文章、そういった文章を良しとしない。 自分の伝えたい思いを、自分の言葉で、分かり易く書くこと、 それが何より重要だと説く。 また、元新聞記者ということだけあって、「現場」を重視し、 具体的な表現を試みる姿勢には説得力がある。 他にも「毎日書く」「書き抜く」「正確に書く」「書き直す」 など、当たり前のような話も多いが、太宰や漱石、 三島由紀夫や村上春樹など、文豪達の引用や言葉をもとに 改めて言われると、なかなか身に沁みるものも多い。
20 人中、16人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
本書に書かれていることに全面的に賛成します,
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レビュー対象商品: 文章のみがき方 (岩波新書) (新書)
著者は元朝日新聞の記者。奥付の著者紹介によれば1975年から88年にかけて「天声人語」を執筆していた人物です。「天声人語」は紙面では執筆者名が記されることがありませんので、この著者の名を見てもぴんとはこなかったのですが、上記の13年間はまさに私自身が親や教師に「『天声人語』を読んで文章力をつけなさい」と言われ続けていた時期と重なります。そうかこの人の文章を読んでいたのかということに数ページ進んだところでようやく気づき、感慨深い思いがしました。 同じく元朝日新聞記者である本多勝一に「日本語の作文技術」という本があります。私は四半世紀も前にそれを読み、書かれていることを長年実践してきました。「日本語の作文技術」は日本語を統語論の側面から解説して、分かりやすい文章、誤解を与えない文章を書くにはどうすべきかという、まさに技術を教えてくれる参考書でした。 一方、本書「文章のみがき方」はもう少し精神面について焦点をあてた書のように感じます。書いている瞬間ばかりでなく、書くに至る日々の、心構えを指南するといった趣の書です。 各章立てのタイトルを拾ってみるとそれがよくわかります。 「肩の力を抜く」 「正直にさりげなく書く」 「ゆとりをもつ」 「感受性を深める」 「低い視線で書く」 「自分と向き合う」… 私はそのひとつひとつに頷き、そして居ずまいを正す思いで頁を繰りました。私は書くことが好きで、こうした書評のまねごとをネットで続けてきました。そしてまさに本書に書かれていることを自戒しながらキーボードをたたいてきたつもりです。結果生まれるものが、本書が諭すような文章になっているかどうかはわかりませんが、少なくとも人に見せる文章を書く上で、自分の心構えは誤ってはいなかったというかすかな安堵感は得ることはできました。 本書のような気構えでもう少し駄文をつむいでいきたいと考えました。
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