この本は全くの初心者がきちんと文法を学ぶのに最適かつ最高の本ではないかと思います。私はこれを毎日8時間ずつやり、1ヶ月弱で一通り終えました。その後、2週間で2回通り復習しました。つまり、これだけ集中して学習を持続させてくれるほどの魅力があるということです。最後の10課ほどはまだ何回か復習しようと思っています。この本を終えたら会話の本に入ろうと思っていましたが、この本のおかげで文法のおもしろさが分かってきたのでもっと詳しい文法の解説のある中級の本に進むことにしました。
韓国語を学習する人たちにぜひこの本を薦めたいと思い、筆を執りました。とにかくやる気の出る本です。2色刷りで解説がわかりやすく、韓国語の文の仕組みがよくわかりました。例文もいいです。どんどんのめりこんで夢中になって勉強しました。練習問題あり、リスニング教材ありで豊富な内容になっています。リスニング教材というのは課の最後のミニ・ダイアログのことです。わたしはこれをリスニング教材として利用しました。また付属のCDがすばらしいです。クリアーできれいな発音です。読む速さはちょうどいいです。何度も何度も聞きました。本文の例文がすべて録音してあり、ミニ・ダイアログは復習用に作られていて、おもしろいです。何度も聞きたくなるCDです。
勉強の仕方について、一言。私の韓国語学習の動機は韓国ドラマが聞き取れるようになりたい、というものだったので音声に重点を置きました。文字だけではなかなか単語が覚えられないので、必ず音声を聞き、すらすらとCDについて言えるまで繰り返しました。必ず声を出して練習しました。これが大切です。英語学習でよく言うリピーティングとかシャドーイングです。むずかしい単語や文も気がつくと口について出てくるくらい聞きました。ミニ・ダイアログはリスニング教材として利用しました。これが聞きとれるんです!!それがまたうれしくなって頑張れるんです。そして、20課くらいになると語彙もすこしずつ増えてくるので、新しい課に入る前に必ずテキストを見ないで音声から入りました。さすがに語順が日本語と同じなので、いくら文法が新しくても単語が分かればだいたい聞き取れます。同じ単語が繰り返し使ってあるので聞き取れるんです。単語も自然に覚えられます。最初紛らわしいと思った動詞の活用は表にして自分でまとめているうちに身に付いてきました。
他の本もいくつか使ってみましたが、CDの発音がクリアーでなかったり、文法の説明が不十分だったりしました。全くの初心者だったら必ず、途中でつまずいたと思います。
この本の唯一の弱点をあげるなら、数字関連の音声が不足していることでしょうか。
最後によく言われるカタカナ表記の是非ですが、私はおかげで助かりました。音がよく鼻音化したり激音化するので、慣れない初心者には有効ではないかと思います。私は聞き取ることを重視して学習したので、カタカナの有無は気になりませんでした。