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文明の衝突
 
 

文明の衝突 [単行本]

サミュエル・ハンチントン , 鈴木 主税
5つ星のうち 4.3  レビューをすべて見る (27件のカスタマーレビュー)
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商品の説明

メタローグ

〈冷戦後〉の世界の枠組みを、八つの文明圏の内部結束と、相互の衝突という視点から描きベストセラーとなった大著。時も時、アメリカ大使館の爆破と報復ミサイル攻撃という、著書増売用にハンチントンが裏で手を廻したとしか思えない事件が勃発し、この著作の鋭さを実証した。注目すべきは日本の未来への言及。日本だけで一つの文明と定義され、日本って結構スゴイのねと感動したのも束の間、単に孤立していてどの文明とも巧い関係を結べず、将来は優柔不断を繰り返した挙げ句にアメリカの傘を離れ、中国に付くという衝撃的な予想が……。飲み屋で世界や国家を語りたいおじさんには、まさに必読書。(守屋淳)
『ことし読む本いち押しガイド1999』 Copyright© メタローグ. All rights reserved.

内容説明

西欧への挑戦を続ける「儒教―イスラム・コネクション」は核拡散の深刻な危機を招くのか? どちら側にも入れない日本は…。世界的な国際政治・戦略学者の著者が21世紀の国際情勢を鋭く予見!

登録情報

  • 単行本: 560ページ
  • 出版社: 集英社 (1998/6/26)
  • 言語 日本語
  • ISBN-10: 4087732924
  • ISBN-13: 978-4087732924
  • 発売日: 1998/6/26
  • 商品の寸法: 19 x 13 x 3.8 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.3  レビューをすべて見る (27件のカスタマーレビュー)
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On January 3, 1992, a meeting of Russian and American scholars took place in the auditorium of a government building in Moscow. 最初のページを読む
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37 人中、28人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By daepodong VINE™ メンバー
形式:単行本
 この本が出版されていらい、国際関係論、文明論はこの本に言及することなしにはいかなくなった。その意味で、ひとつのホールマークとして必読であるということができる。
 最初に著者自身も記している通り、世界の政治地図を「文明」によって分類するというアイデアは、ひとつの作業仮説に過ぎない。著者の記述は、文明という分析ツールを用いるというパラダイムが、実際に有益であることを示すという作業に当てられている。
 その具体的分析では、妥当な箇所、説得力に満ちた箇所と、著者の独断や偏見により穏当を欠く場所とに分かれている。後者の例を挙げておくと、「文明の衝突」を実際には西欧文明対イスラム文明、という図式のみで捉えられていることが挙げられよう。中国文明に対する記述も量的にはかなり登場するが、中国が取っている現実の政策についての当てはめは妥当であるという感を抱くものの、中国の行動予測については悪い意味で想像力があり過ぎるように見える(これは中国が穏健な、安全な国である、とイイタイわけでは決してない)。同様のことがわが国に対しても当てはまる。中国の台頭に関して柔軟な姿勢を取るだろう、という予想はその通りかもしれないが、アメリカから中国に同盟関係をシフトされてゆく、ということはまず考えられないからだ(これは「文明」に「オリエンタリズム」と「自文化中心主義」の両方の要素があることを著者が見落としている一つの例である)。
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34 人中、24人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By tak818
形式:単行本
1993年に『フォーリン・アフェアーズ』誌に掲載されてから10年以上が経った今、ハンチントン氏の見解が再評価されている。そして、世界中の多くの政治家や評論家また、地政学者が、この著書に共感している。前半は「Civilizations」という語の定義に重点が置かれており、我々一般人には少々学術的過ぎる。が、後半は、歴史的かつ文化的背景を踏まえ、冷戦後の国際情勢を論理的に納得のゆくように説明している。西側よりという視点が少なからず懸念されるが、文明の衝突というものは、イデオロギーの対立よりはるかに奥深いのが理解できる。この著書は、現在起こっている紛争を分析する上でも、これから起こりうる出来事を予測する上で、まさに必読本である。平和の代償が問われてる今、世界の中で日本はどうあるべきか改めて考えさせられた。
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1 人中、1人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By a98s219
形式:単行本
筆者の主張は、
 冷戦終結後の世界は’文明’によって7〜9に分けることができて、
 この分け方で世界の出来事を語れば、マクロレベルではその物事の背景をうまく説明することができる、
というもの。
ここで、7〜9の’文明’とは、
西欧・ラテンアメリカ・イスラム・中国・ヒンドゥー・東方正教会・日本(・アフリカ・仏教)。

1960年代の冷戦時には、’政治的イデオロギー’によって、
世界を自由主義・共産主義・第三世界の3つに分けていたが、
冷戦終結後は、’政治的イデオロギー’ではなく、
主に’文明’で分けているところがポイント。

自分は現代の国際情勢を考えて、
筆者のこの主張には十分に賛成できる、と思っています。

ただし、現代の混沌とした世界情勢を、ざっくりと筆者の主張のとおり9つに分けると、
ミクロレベルの解釈にはやや無理があるのも事実だろうと思います。

たとえば、東アジアの日本・韓国・北朝鮮・中国の関係は、
とても微妙なバランスの上で成り立っていますが、
筆者の論では、日本文明と中国文明の問題になってしまい、
その大枠しかつかむことはできないでしょう。

それとは別ですが、この本では、日本が唯一無二の、単一文明を持つ単一国家であると
カテゴライズされているのには、少し鼻が高くなる思いでした。
日本、カッコイイ!
またまた日本が好きになりました(笑)
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